土井校長に聞く
選手権初出場でベスト4入りを果たし、大会をにぎわせた東海大相模(南区相南)。チームを率いた有馬信二監督をよく知る、同校土井崇司校長にその快進撃について話を聞いた。
東海大仰星高(現東海大大阪仰星高)のラグビー部監督として3度の日本一を経験した土井校長。大学での指導を経て8年前、相模に赴任した。そこで早速声をかけられたのが有馬監督だった。「どうしたら強いチームになりますか」。
当時、土井校長は相模のサッカー部が自分の知るサッカー部と「全く違う」練習をしていることに驚いた。「ハンドボールくらいのコートの中で、ずっとパス練習をしている。土日にフルコートを使えるときもパス練習をしている」。
それについて有馬監督は「理想は長い縦パスを入れて背の高い選手に渡したり、あるいは足の速い選手が裏をとったりすることかもしれない。ただ、自分がめざしているのは、パスで相手を翻弄し崩していくサッカー」と思いを語る。
それに対し土井校長は「それで勝てるのか?」と尋ねたところ、有馬監督は「勝つのはなかなか難しい。ただ、勝ちに近づくことができる」と答えたという。
同じ教室 好影響
時は流れこの冬、有馬監督の信念は実を結んだ。昨年の県大会を制し、初の全国大会出場を決め、国立競技場という大舞台までたどり着いた。「2学期の終業式で全校生徒に伝えました。『相模のパスサッカー、有馬サッカーを応援しましょう』と。みんなしっかり聞いてくれました」。選手権を見守った土井校長は「パン、パン、パンっとパスが決まって面白かった。相模のサッカーはすごい」とイレブンを称えた。
なお、同校はスポーツ科のような専門的なコースはなく、野球、柔道、ラグビー、陸上などで全国レベルの実力を持つ生徒も、あるいは医学部をめざす生徒も同じ教室で学んでいる。
「高い目標を持った生徒と一緒にいることで感化されるんです。『自分も』という気持ちになる」。
土井校長はそんな学校独特の雰囲気も、勝利の要因のひとつと考えているようだ。
![]() インタビューに応じる土井校長
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