相模原南警察署長に3月21日付で就任した 伊東 速人さん 南区在住 57歳
「真実の探求」が原動力
○…自身の似顔絵を添えて経歴や信条、家族構成、趣味、住宅ローンの有無まで記したプロフィールを署員全員に配った。「始めからこんなヤツですけどよろしくと言った方が早い」とにやり。相模原南署は県内指折りの多忙さ。就任して署員に対し「逆境こそチャンス。全力で今を楽しめ」と訓示した。「警察の仕事は厳しい。厳しいけど誇りを持ち、打ち込んでこそいい仕事ができる」。それが持論だ。
○…慶応義塾大卒。就職活動時、銀行や証券会社を選ぶ同級生が多い中、ふと警察が浮かんだ。「スーパーヒーローに憧れていた。突き詰めるとそれは『正義』だと思った」と語る。薬物銃器対策、交通捜査、サイバー犯罪捜査など、多様な部署で活躍。だが根は警部補時代の「少年係」にある。調べ室で少年と向き合うときは常に真摯に話を聞いてきた。伝えてきたことは「失敗をなかったことにするな。10年後に『あれから一生懸命頑張ってよかった』と思えるよう生きろ」。少年の琴線に触れて初めて更生がスタートする。
○…横浜市出身。妻と「嫁」(猫)は自宅に残り、単身赴任中だ。「重度の猫依存症」で「週末は家に帰って猫を吸わないと生きていけない」そう。署長室の机に猫付きの朱肉を置く。反応を示す人にはすかさず「にゃんこ好きですか」と、話を繰り広げている。
○…「『正義』を語れるのは警察だけ」と言葉に力が込もる。犯罪捜査は目撃者の証言、指紋、鑑定、防犯カメラなど地道な証拠の積み重ねだ。「過去に起きた真実を追求していく過程に、一切の嘘はない」と自負する。「事故を減らすことや捜査に命を燃やしているのが警察官。仕事を突き詰めることが一番の喜びにつながる。だから仕事は楽しい」と語った。
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