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さがみはら南区 スポーツ

公開日:2025.08.21

中学女子野球
ハイド戦士、全国へ挑む
市内から8人が県選抜に

  • (左から)樹山優葉さん、坂井友奏さん、行田佐和子さん、平本心愛さん、佐藤栞さん、三浦莉菜さん、中濱歩未さん、樹山優莉さん

 全国大会に出場する県選抜チーム「神奈川やまゆりクラブ」に、市内の女子軟式野球チーム「相模原ハイドレンジャーズ」(田野倉利男代表兼監督)の8選手が選出された。京都府内できょう8月21日から行われる「全日本中学女子軟式野球大会」に出場する。選抜メンバーは総勢23人。仲間と共に、日本一を目指す。

 ハイドレンジャーズから選出されたのは、3年生の行田佐和子さん(東海大学付属相模高等学校中等部)、佐藤栞さん(麻溝台中)、平本心愛さん(田名中)、樹山優葉さん(由野台中)、樹山優莉さん(由野台中)、三浦莉菜さん(大沢中)と、2年生の中濱歩未さん(中央中)、坂井友奏さん(上溝南中)。平本さんと行田さんは3年連続での県代表選出となった。

 大会はトーナメント形式で行われ、全国から49チームが出場する。

 3年生にとっては中学最後の全国大会となる。ハイドレンジャーズでは副キャプテンを務めるキャッチャーの行田さんは「同い年もいっぱいいて、上手い人がいっぱいいる。最後の年なのでベスト4とかではなく優勝を狙いたい」と力を込める。

 昨年に続いてメンバー入りした佐藤さんはパワーヒッター。ピッチャー、サードとしても、「精一杯がんばりたい」と意気込みを語った。

「優勝旗を神奈川に」

 県代表の副主将で、普段はチームのキャプテンとして選手をまとめている平本さんは「選抜とは思えないくらい仲がいいし、皆上手い。優勝を狙えるメンバーが揃っている」と話す。最後の大会に向け「引っ張らなきゃいけないという気持ちもあるし、悔いなくやりたい。優勝旗を神奈川に持ち帰り、監督を胴上げしたい」と自信を見せた。

 ハイドレンジャーズは2023年3月に相模原市内初の女子軟式野球チームとして発足した。現在は29人の選手が所属している。

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