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さがみはら南区 文化

公開日:2026.04.29

勝坂勝坂 5月4日、5日は「日本一」の大凧まつり

  • 昨年の大凧まつりの様子(篠崎功さん撮影)=新磯まちづくりセンター提供

    昨年の大凧まつりの様子(篠崎功さん撮影)=新磯まちづくりセンター提供

  • 思いを語る八木会長

    思いを語る八木会長

  • 5月4日、5日は「日本一」の大凧まつり (写真3)

  • 西山和秀会長

    西山和秀会長

  • 大塚敏会長

    大塚敏会長

  • 須貝公次会長

    須貝公次会長

「200年変わらない」

 相模原市の五大観光行事の一つ、「相模の大凧まつり」(同実行委員会主催)が5月4日(月・祝)と5日(火・祝)、相模川新磯地区の河川敷4会場で開催される。今年の題字は「穂風(ほのかぜ)」。

 「相模の大凧まつり」は、新戸・上磯部・下磯部・勝坂の4地域の各保存会が大凧を作り、2日間にわたり相模川河川敷で凧を揚げる催し。

 凧の大きさは、新戸が最大の8間(1間=約1・8m)四方、上磯部、下磯部は6間四方、勝坂は3間四方。特に新戸の8間凧は「5階建てビル」に相当する大きさで毎年揚がる凧としては「日本一」の大きさを誇る。

端午の節句祝う

 相模の大凧は天保年間(1830年頃)から始まり、端午の節句を祝う農民の祭りとして行われていた。縁起物のため、揚げた凧はお焚き上げをし、翌年に向けてゼロから作り直す。竹や和紙などの材料から紙貼り、竹割き、寸法出し(大凧骨組み合わせ)などの製作工程まで当時から「変わらない」という。

 4地域の保存会で作る相模の大凧文化保存会の八木亨会長は「大凧揚げは新磯の住民のアイデンティティそのもの。大凧にかける思いは当時から変わらない」と語る。

   * * *

 午前10時から午後4時まで。会場は新戸と勝坂が新戸スポーツ広場(JR相武台下駅徒歩15分)、下磯部が磯部頭首工下流(JR相武台下駅・小田急相武台前駅からバス新磯まちづくりセンター前徒歩10分)、上磯部が三段の滝下広場(JR下溝駅徒歩5分)。

 問い合わせは相模原市コールセンター【電話】042・770・7777。

新戸 凧揚がれば1年終わり

 「5月の大凧が終わったら1年が終わったようなもの。それくらい大きなイベント」と話すのは新戸の西山和秀会長。

 「製作に携わらない人に凧は揚げさせられないよ」と笑う。その裏には凧を作って揚げるまでの苦労や努力を知って欲しいという思いがある。「凧作りは人づくり、仲間づくり。題字に込めた思いを今年も空に揚げたい」

上磯部 壮大な景観感じて

 「上磯部の会場は三段の滝を背景に、相模線や丹沢・大山を拝む。壮大な景観で揚がる凧が魅力」と話すのは上磯部大凧保存会の大塚敏会長。同地区は磯部八幡宮があり、大山詣での宿場町として栄えた歴史の中で大凧文化が根付いた。

 大塚会長は「会の和気あいあいとしている雰囲気も特徴。ちょっと間違えても凧は揚がるさって」と笑って話した。

勝坂 「よっしゃぁ」味わう

 勝坂大凧保存会の須貝会長は50歳を過ぎてから入会し15、16年ほど大凧に携わっている。

 もともと祭り好きだという須貝公次会長は「(凧が)揚がった時はよっしゃぁって気持ちになる」と魅力を語る。今年、同保存会では小中学生に1間凧を揚げる体験をしてもらおうと企画中。「南風で凧を揚げる楽しさを味わってもらいたい」と笑顔で語った。

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