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さがみはら南区 スポーツ

公開日:2026.05.01

「相模原が育ててくれた」 3選手が誇りを胸に凱旋 ミラノ・コルティナ2026冬季オリンピック出場報告会

  • 報告会に参加した五輪出場選手。右から小谷選手、戸塚選手、岩佐選手

    報告会に参加した五輪出場選手。右から小谷選手、戸塚選手、岩佐選手

 今年2月に開催された「ミラノ・コルティナ2026冬季オリンピック」に出場した相模原ゆかりの3選手を迎えた出場報告会が、4月23日、相模原市産業会館・多目的ホール(中央区)で開催された。

 スノーボード・ハーフパイプで金メダルを獲得した戸塚優斗選手、スケート・ショートトラック5000mリレーで7位入賞の岩佐暖選手、カーリング女子8位の小谷優奈選手の3人が登壇。本村賢太郎市長や集まった市民に感謝を伝えた。

笑顔でつかんだ金メダル

 3回目のオリンピックで悲願の金メダルを手にした戸塚選手は、光明学園相模原高等学校(南区)の出身。高校時代、横浜と相模原を結ぶ通学路での友だちとの何気ないお喋りに癒されていたと語り、「相模原は思い出深い場所。呼んでいただけて嬉しい」と語った。過去2大会の悔しさを糧に、今大会では意識的に笑顔を作ることで平常心を保ったという。

 「この8年間、ジャンプするためにしゃがんでいたんだなと思えた」と振り返った戸塚選手。次なる目標に「連覇に挑めるのは自分しかいない」とミラノの次を見据えるとともに、「スノーボードや雪に少しでも触れてみたいという人が増えたら嬉しい」と競技普及への願いを口にした。

銀河アリーナへの感謝

 きらぼし銀行所属の岩佐暖選手は、5歳から20年間、市内の銀河アリーナ(中央区)を拠点に活動。「ここで育ててもらったことが今につながっている」と語り、麻溝公園(南区)などでの陸上トレーニングも「辛くも楽しかった思い出」と振り返った。

 30歳で初の五輪に立ち「1つも後悔はない」と力強く語った岩佐選手は、次なる目標に国際大会での個人メダル獲得を掲げる。市民へ向けては「好きなことを続けていけば、その先に夢が見えてくる。諦めずに続けることが大切」とエールを送った。

「雪なき街」から世界へ

 南区出身で、桜台小・麻溝台中を卒業した小谷優奈選手も、銀河アリーナで競技の基礎を培った。「長野県や北海道出身の選手が多い中、この雪の降らない相模原から出られたことは自信と誇りになった」と胸を張る。

 直近の目標は、6月に横浜で開催される全日本選手権での優勝。「優勝すれば次の五輪選考会出場が決まる」と、再び夢の舞台へ向かう決意をにじませた。

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