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公開日:2026.02.05

新戸大凧保存会
大凧製作工程を公開
「祭りに興味を持って」

  • 見学を呼び掛ける西山会長

    見学を呼び掛ける西山会長

  • 和紙を貼り合わせる紙貼=同保存会のウェブサイトから

    和紙を貼り合わせる紙貼=同保存会のウェブサイトから

  • 大凧製作工程を公開 (写真3)

 毎年5月4日、5日に開催される相模の大凧まつりに向け、上磯部、下磯部、勝坂、新戸の4地区の各大凧保存会では2月から凧作りが本格化する。新戸大凧保存会は昨年から竹割きや紙貼り、糸目付けなどの製作工程日を公表し、見学を受け付けている。同保存会は「祭りに興味を持ち、当日一緒に凧を揚げる気分を味わってもらいたい」としている。

 相模の大凧まつりは上磯部、下磯部、勝坂、新戸の4地区の各保存会が毎年大凧を製作し、5月4日と5日に相模川河川敷の4会場で揚げる祭り。これまで大凧の製作工程は、報道機関に対し「題字書き」を披露するのみで、一般公開はされていなかった。

「意外と知られていない」

 新戸大凧保存会の事務局の鈴木俊勝さんは「祭りの会場でどうやって作るのか、期間はどれくらいかかるのかとよく聞かれる。毎年作っていることも意外と知られていない。工程を見ていないから分からないんだなと感じていた」と話す。

 そうした声を受けて、同保存会では昨年から紙貼りや竹割き、寸法出し(大凧骨組み合わせ)などの日程を自治会内の回覧板などで周知した。多いときでは15、16人の見学者が訪れたという。「見学に来た方が祭り当日も見に来てくれた」と手応えもあったという。

緻密な計算、手作業

 新戸大凧保存会が作る大凧は毎年揚げている凧としては「日本最大」となる8間凧(約14・56m四方)。その高さは5階建てビルに相当する。

 和紙は約60cm×90cmを約520枚、1枚1枚貼り合わせる。骨組みには女竹・真竹を使い、割らない「丸」、半分に割る「半割り」、4分の1に割る「四つ割り」にして太さを調整。さらに竹の根本、先端の太さの違いも緻密に計算されて組み立てられている。

 同会の西山和秀会長は「製作の一つ一つを手作業でやっているところを見ていただきたい」と力を込める。

 当日、見学者にはパンフレットを渡し、会員が説明を行うという。同保存会の加藤明夫副会長は「製作工程の公開により、祭りに関心を持つ方が増えれば。祭り当日のボランティアや大凧作りの担い手なども増やしていきたい。どの工程でもいいのでぜひ見に来て」と呼び掛けた。

日程と会場

 同保存会の製作工程は2月15日(日)・22日(日)、紙貼り・竹選別・竹割き、相模の大凧センター(新戸)と観光休憩所(同)▽3月1日(日)・8日(日)、寸法出し、新戸スポーツ広場▽3月15日(日)、題字書き、相模の大凧センター▽4月26日(日)、糸目付け(凧に糸をつける)新戸スポーツ広場。全て午前10時から正午まで。

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