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公開日:2026.09.03

高校生のごみ拾い競技「スポGOMI甲子園」の神奈川県大会で光明学園相模原高校チームが連続V バレー部の3人が活躍  

  • 左から大会リーダーの伊藤さん、バレー部キャプテンの渡邊さん、小川さん

    左から大会リーダーの伊藤さん、バレー部キャプテンの渡邊さん、小川さん

  • 過去のごみ拾い競技の様子=同校提供

    過去のごみ拾い競技の様子=同校提供

 高校生がごみ拾いを競う「スポGOMI甲子園」の神奈川県大会が7月25日、横浜公園(横浜市)で行われ、光明学園相模原高等学校(南区当麻)のチーム「マッソー光明バレーボール部」が2年連続で優勝した。チームは11月に行われる全国大会に出場する。

11月全国へ

 競技は3人1組で、制限時間60分以内に決められたエリアのごみを拾い、その種類や重量に応じて与えられるポイントを競う。拾うごみの量が数十キログラムに及ぶこともあるそうで、体力や筋力も求められる、まさに「スポーツとしてのごみ拾い」だ。

 神奈川県大会には21チームが出場。同校からは、バレーボール部の渡邊佑晟さん、伊藤聖來さん、小川裕成さん(いずれも3年)による「マッソー」を含む4チームが参加した。同校の出場は3回目でいずれの大会も同校のチームが優勝している。

 小川さんは今回の優勝について「素直にうれしい。昨年同様、コインパーキングを狙ったことが良かった」と、事前に立てた戦略が功を奏したと振り返る。指導する武田大輔教諭によると、「ごみは人通りの多い場所よりも、人が立ち止まる場所に多い」といい、コインパーキングや街路樹の周辺などを重点的に回らせたという。結果、8・92キログラムを拾い集めた(1495・5ポイント)。

学校でも取り組み

 同校ではスポGOMIへの参加をはじめ、学校全体で環境への意識を高める取り組みを進めている。武田教諭によると、【1】インターアクト部による月1回の近隣清掃と観測、【2】文化祭後のごみ拾いイベント、【3】愛川町の内陸工業団地で企業や大学と連携したごみ拾いイベントなどを実施している。こうした活動を続ける中で、伊藤さんは環境に対する意識が変わったという。「自分は海の生き物が好き。海のごみの約8割は陸から流れ出たものだといわれている。自分たちの周りをきれいにすることが、海をきれいにすることにつながる」と話す。その変化は、進学先を選ぶ際にも影響を与えたそう。

 一方、「バレーボール」の方で同部は夏の大会で惜しくも初戦敗退。渡邊さんは「ごみ拾い競技もチームワークが大切。この経験は、6人でボールを『落とさない』バレーにもつながっている」と前を向く。スポGOMI全国大会では、昨年の6位を上回る「3位以内」を目指す。

 大会の主催は一般財団法人 日本財団スポGOMI連盟、各地オーガナイザー。全国大会は11月22日、東京都江東区で行われる。

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