相模原北警察署(石川光美署長)は自転車マナーアップ強化月間として、5月に区内各所で自転車交通安全講習を行った。
18日に大島小学校で行われた講習では、校庭に教習コースを設定。同校の3年生100人とPTA役員12人が交差点の進行、駐車車両のよけ方、一時停止などを実践しながら走行を体験していた。
また21日には、橋本自動車学校を会場に、橋本小学校の3年生180人と教員・保護者ら13人が参加する中、座学を中心とした交通安全教室と、体験型学習を実施。大型車両を使い、駐車車両横からの飛び出しによる急制動や内輪差などを体験。「怖い。事故に遭わないように気をつけたい」と児童たちから感想があがったほか、保護者からも「私たちも気をつけないと」との声もあがっていた。
スタントマンが実演
28日には、橋本高校で交通事故疑似体験による教室を実施。走行中の携帯電話やイヤホンの使用、一時不停止などの自転車による道路交通法違反をスタントマンが実演しながら、事故が起きるケースを次々と再現。見学した同校生徒790人の他、相原中学校の生徒130人も、緊迫した事故の再現を固唾をのんで見守っていた。関係者からは「大人がみても迫力がある効果的な訓練だった。子どもたちにも伝わったのでは」と訓練の様子を話す。
同署管内では、自転車による事故が今年に入り75件発生(5月29日時点)。その数は、人身事故総数の約34%にあたり、県下の22%よりもその数は多い。同署では「自転車による事故発生件数が多く、その対策に力を入れていきたい。運転には十分に気をつけて」と注意を呼び掛けている。
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