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リニア新幹線 駅は相原高校地下車両基地は鳥屋地区に JR東海が公表 市内11カ所で説明会

社会

公開:2013年9月26日

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 JR東海は9月18日、2027年に東京―名古屋間で開業を目指しているリニア中央新幹線の路線建設へ向けた環境影響評価準備書を公表し、神奈川県の中間駅は橋本駅南口前の相原高校の地下に、車両基地を鳥屋地区の茨菰山付近への設置が計画されていることがわかった。同準備書は市内12カ所で縦覧できるほか、同社によるその内容についての説明会が市内11カ所で行われ、環境保全の見地から同社へ意見することができる(表参照)。

 リニア中央新幹線は、東京―名古屋間を40分で結ぶ次世代交通システム。東京・名古屋・大阪を結ぶ東海道新幹線が開業から48年が経過したことで、将来の経年劣化への備えも視野に、今後予想される大規模地震・災害への対策も目的として、整備計画が進められてきた。

 今回の準備書では、中間駅の設置計画場所などを公表。それによると、東京都は東海道新幹線品川駅の地下に、神奈川県は橋本駅南口の相原高校の地下に設置が計画されている。駅は地下30m、延長約1Km、幅50mでの建設を予定。また、車両基地は鳥屋地区の茨菰山周辺とされ、根小屋で本線から回送線を分岐し、トンネル構造で地上に建設。延長約2Km、最大幅350m、面積約50ヘクタールになるという。

市長「人・企業に選ばれるまちづくりを」

 駅等の建設はJRの全額負担となり、周辺のまちづくり等については地元負担となる。相模原市では、広域交流拠点推進課を中心にリニア駅周辺のまちづくりを検討していくという。「これまでも検討を重ねてきたが、今回場所が明確になったことで、より都市開発の精度を高めて検討を始めていきたい」と話す。

 加山俊夫相模原市長は「長年要望してきた橋本駅周辺への設置が示され喜ばしく思う。圏域全体の発展をリードする広域交流拠点の形成を図り、今後50年、100年先を見据えた”人や企業に選ばれるまちづくり”に取り組んでいきたい」と話している。

 本紙では今後「リニア計画」について、様々な角度から取材を進め、シリーズで紹介していく予定。
 

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