「雨水の日に日の出を鑑賞する会(山口清会長)」は2月19日、川尻八幡宮の前に集まり、同宮の参道の延長線上から立ち昇る日の出を鑑賞した。
24節気でいう「雨水の日」は、山の雪が解け始め農耕を始める日といわれており、伊勢神宮を始め、各地で豊年を予祝する行事が行われている。
そうした日に、地域を代表する神社である川尻八幡宮の参道が900mと長く、その延長線上から見える日の出がきれいだと、1995年に地元有志が集まり、鑑賞を始めたのが、この鑑賞会の始まり。以来毎年続けられ、今年で21回目を迎え、多い時は60人以上の参加者が集まる年もある。
19日は約30人が参加。地元で土手雲と呼ばれている雲が、地平線になびき、日の出予想より2分遅れの午前6時28分に日が昇ると、参加者から一斉に歓声が上がっていた。鑑賞後には毎回の名物となった甘酒を飲みながら、昔話や川尻八幡宮の歴史などに話し合い、山口会長は「川尻八幡宮は地域の大切な財産。このきれいな参道も含め、後世に残していきたい」と話していた。
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