宮上小学校(橋本/塚田修一校長・児童数600人)で2日、女子サッカー・ノジマステラ神奈川相模原(南区)のスタッフによるサッカー教室が行われた。
体育の授業でサッカーを行うのに際し、同校から市ホームタウンチームのノジマに指導を依頼した。当日は1〜3時間目までを利用して、5年生3クラスが順番に授業を受けた。
ノジマからは下部組織を監督する遠藤省太さんと長谷川歩さん、コーチの吉田彩香さんが参加。2人組になり握手をした状態で相手の膝を素早くタッチするなど、「男女分け隔てなく、皆がサッカーを楽しめるメニューを組んだ」(ノジマ・長谷川さん)と、準備運動にも工夫を凝らしたプログラムに児童は嬉々として取り組んだ。そして最後は4チームに分かれたゲーム形式に真剣な表情を見せた。
5年3組の本吉展悠(てんゆう)くんは「ゲームが楽しかった」と感想を述べ、同校の林由美子教頭は、「地域のプロの方の協力でより豊かな教育活動ができた。子どもの刺激になり、教員への技術指導にもなった」と話した。