さがみはら緑区版 掲載号:2018年9月20日号
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藤野のイベント『そらにわ』を主催する「つちのこふじの」の代表を務める annasekaiさん本名:佐藤 安那さん 牧野在住 26歳

藤野の魅力、伝える祭りに

 ○…会場は山に囲まれた原っぱ。テーマは「“なーんにもない”が、ある」。用意するのは音楽と食事、体験の場だけ。大自然に身を委ねるもよし、人との交流を楽しむもよし。『そらにわ』は藤野の魅力がギュッと詰まった”みんなの祭り”。「“なーんにもない”からこそ感じる″豊かさ”に気づいてもらえたら」と微笑む。

 ○…小学校入学のタイミングで都内から藤野へ。後に廃校となる篠原小学校で、実に4年ぶりとなる新入生だったそう。藤野の最初の印象は「 “トトロ”みたい」。川でサワガニを取り野山で花を摘む自然の中での日々と、ミウルのテーマ曲などを制作した音楽家の父ガイネさんら芸術家に囲まれた環境に「今の私がある」と振り返る。一方で、移住してきた芸術家の2世という立場に、「生粋の藤野人」として胸を張れない自分もいた。「地元の人と移住した芸術家とがもっと交わっていけたら」という強い思いは、自身が藤野で起こす様々なアクションの根底にある。

 ○…上溝南高校卒業。国際協力を学びに進学するも、しだいに「心の豊かさ」について考えるように。「私がやらなきゃ世界はこのまんまだ」と、自分の表現で人々にメッセージを届けようと大学を中退。ギターを手に各地を巡り、「誰も皆、幸せを求めている。そのために心の豊かさを持って」と自作の曲を歌い続ける。

 ○…高1の時、地元の友人らと手弁当で藤野発の音楽祭「Fujino Rock Fes」を開く。この時の仲間が『そらにわ』の主催団体「つちのこふじの」のルーツ。その翌年「音響(ねっきょう)祭り」と名を変え野外フェスを3年。数年故郷を離れ3年前に再び、藤野の若手芸術家らとともに『そらにわ』として祭りを復活させた。「様々なシーンの人が交わる場。ここから何かを感じ取ってもらえたら」

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