市民ロードレース「第1回城山湖ヒルクライムアタック・めたつご山ステージ」(城山観光協会・城山湖ヒルクライム実行委員会主催)が11月25日、城山湖の特設コースを会場に開催された。
東京2020オリンピック自転車競技ロードレースのコースが緑区内を通ることを契機に、市内初の市民レースとして企画され、上り坂に設定されたコースのタイムを競う「ヒルクライム」という形で実施された。
当日は一般・招待合わせ91人がエントリー。神奈川総合産業高校定時制自転車競技部の部員が招待選手として実力を披露したほか、牧野を拠点に活動する自転車チーム「team UKYO」の武山晃輔選手によるエキシビション走行も行われた。
競技は年齢や性別で4クラスに分けて実施。愛車に跨った参加者たちは、パパステニスクラブ入口付近から城山発電所展望台駐車場付近までの全長2千m、平均4・5%、最大10%の勾配を一気に駆け上り、自慢の健脚を競った。全体のトップは4分38秒78でゴールした。
大会の実行委員長を務めた宮嵜秀幸城山観光協会会長は、「有志の方の協力もあり、盛大に開催することができた。城山地域の豊かな自然や美しい景観を、多くの人に知ってもらえたと思う。参加者からの反応も良かったので、来年もまた開催できれば」と話した。