2016年、相模原市の知的障害者福祉施設「津久井やまゆり園」で起きた、入所者ら45人が殺傷された事件。今年1月から裁判が始まり、3月に死刑が求刑され結審した。同事件をきっかけに撮影されたドキュメンタリー映画「えんとこの歌 寝たきり歌人・遠藤滋」の上映会が7月26日(日)に相模女子大学グリーンホール(南区)で開催される。ドキュメンタリー映画を上映する会・相模原、いせフィルムの共催。当初は3月に予定されていたが、コロナウイルス感染症拡大の影響で延期されていた。
この映画は、伊勢真一監督の学生時代の友人で、脳性マヒで寝たきり暮らしを続ける遠藤滋さんと、介助の若者たちの姿を追ったドキュメンタリー。事件を自分事として受け止める遠藤さんの短歌を紹介しながら、私たちの社会が考えるべきことを問いかける。上映後には伊勢監督のトークも予定されている。
開場午後6時30分、上映午後7時。前売1300円、当日1800円。障害者、シニア、学生は1000円。ソーシャルディスタンスに配慮し先着100人、予約優先。マスク着用での鑑賞となる。チケットの申込み・問い合わせは、【携帯電話】090・1557・3838児玉さんへ。メール【メール】mayumiecho@gmail.comでも申込可能。