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和田自治会有志 コロナ収束 天まで届け 鯉のぼり谷渡し 本日から

文化

掲載号:2021年4月29日号

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約8mある見本用鯉のぼりと同会の小池会長
約8mある見本用鯉のぼりと同会の小池会長

 佐野川地区にある澤井川の上空に約200匹の鯉のぼりが泳ぐ「和田自治会 鯉のぼり谷渡し」が本日4月29日(木)から5月5日(水)まで行われる。同地区で約40年続く催しで、昨年は新型コロナのためやむなく中止となったが、今年はコロナ収束の願いも込め再開される運びとなった。

 台風19号などの影響で一昨年に終了となった相模川の「泳げ鯉のぼり相模川」と共に、地域を代表する催しである「和田自治会 鯉のぼり谷渡し」。主催する「鯉のぼり谷渡しの会」(小池芳実会長=人物風土記で紹介)によると、この地で鯉のぼりの掲出が始まったのは、詳細規約が残る1983(昭和58)年以前。地元・和田自治会の下部団体の一つであった「橋場組」の組員らが村おこしの一環として始めた。掲出場所は、現神奈中バスの和田バス停(佐野川659の3)降りてすぐ。澤井川を見下ろす谷地形のため、周りに遮るものがなく、風になびく姿がよく見えると選ばれた。両端の山の間は約200m。当初は、組員らが十数人がかりでワイヤーを斜面の杉の木に直接くくりつけ、鯉のぼりを飾ったという。現在は金具で頑丈に固定され、その数は3本に。年々寄付の数も増え、掲出される鯉のぼりも増えていった。

「歩きながら見て」

 4年前からは、高齢化が進んだ橋場組の代わりに、同自治会内の有志約25人ほどで「鯉のぼり谷渡しの会」を結成。しかし、昨年は新型コロナの影響により直前で中止に。同会の発起人でもある小池会長は、「後は鯉のぼりを吊るすだけだったので残念だったが、昨年の今頃は市内全体が催しを行う雰囲気ではなかった」と振り返る。今年、同会はコロナ収束を祈願して再開を決定。鯉が元気に泳ぐ姿を見て晴れやかな気持ちになってもらうことを願うと共に、密を避けるため、立ち止まらず眺めることなどの徹底を確認し、準備を進めてきた。

 詳細は、藤野観光案内所ふじのね【電話】︎042・687・5581へ。29日は午前8時頃から掲出する予定。例年、同会場付近で同日開催されていた物販イベント「こいこいまつり」は、昨年に続き中止となった。

(4月22日起稿)
 

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一昨年行われた谷渡しの様子

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