さがみはら緑区 社会
公開日:2021.10.07
9月追加補正予算
経済対策などに17億円超
相模原市議会は9月30日、9月定例会議を開催し、新型コロナウイルスワクチン接種にかかる経費や感染症予防、経済対策を推進するための事業費など、2021年度一般会計を17億7000万円増額する追加の補正予算(第6号)を可決した。
第6号の補正予算では、感染症予防対策事業費に1億6836万1000円を計上。新型コロナウイルス感染症の自宅療養者に対し、市医師会との連携による往診などを行うための経費や、健康状態を確認をするための体制強化に要する経費を盛った。
新型コロナウイルスワクチン接種事業にはワクチン接種を希望する市民に対し11月末までに接種を完了させるため、コールセンターや会場の運営費などに14億8753万2000円をあてた。
経済対策事業には8352万7000円を盛り込んだ。コロナ禍での市内在住・在勤者のテレワークを推進するとともに、ホテルなどの市内宿泊施設の利用促進を図るため、料金の一部を市が負担する。併せて、7月に実施した事業継続応援補助金に追加する形で、市内中小企業者などが新型コロナウイルスの感染・まん延防止と、事業継続を両立させるために行う設備工事費や物品などの購入費の一部を補助する。
公共交通対策事業には3058万円をあてた。新型コロナウイルスの影響で利用者が減少し、厳しい経営状況にある路線バスやタクシー事業者に対し、事業継続を目的として支援金を交付する。
財源は国と県で、補正後の一般会計は3065億5300万円。
第5号も可決
なお、補正予算案については、8月24日に第5号(一般会計で総額14億600万円)が市から市議会9月定例会議へ提出されており、第6号と合わせて可決された。
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