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さがみはら緑区 文化

公開日:2023.05.18

「やっと」上がった大凧
来場者数、コロナ前超え

  • 新戸地区で上がった8間凧=新磯まちづくりセンター提供

 相模原市の無形民俗文化財に指定されている伝統行事「相模の大凧まつり」が5月4日と5日、相模川新磯地区河川敷で4年ぶりに行われた。新戸、勝坂、下磯部、上磯部の全4会場で凧が青空を舞った。

 来場者数は4会場、2日間で延べ17万8000人。コロナ前の19年の16万人より多く、ピークの時間帯には4万5000人が訪れた。最も大きい8間凧(14・5メートル四方)が上げられた新戸地区の会場では、凧が上がった瞬間、来場者から歓声が上がった。当日の風は「弱くて不安定だった」が、午後1時19分、36秒間舞い続けた。

 相模の大凧文化保存会の川崎勝重会長は「半年かけて作った大凧。凧連のみんなは、今年は何とか絶対に上げたいという思いで準備を進めていた」と振り返る。そして、4年ぶりの大凧に「やっと上がった。なんとも言えない感動があった」と話した。

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