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さがみはら緑区 人物風土記

公開日:2023.12.07

SMAK共創型地域振興協議会の会長を務める
八木 泰子さん
鳥屋在住 

変えていきたい「ここらへん」

 ○...SMAKは「相模原市緑区・宮ヶ瀬・愛川・清川」の頭文字。この地域を観光で盛り上げたいと設立した。「駅のないこの地域は知らない人から『ここらへん』と言われる場所。もっと一緒になって発信したい」と熱が入る。「『何もない』と言う人がいるけど、水と空気がキレイで緑が多く四季を感じることができる地域」と魅力にぞっこんだ。︎

 ○...会を設立したのは昨年7月。きっかけは新型コロナだった。「自宅で仕事をするようになり、窓の外の景色や季節の移り変わりを見て、キレイだと改めて感じた」と振り返る。「自然が豊かで良いとこしかない。多くの人に来て見てほしい」。観光ならたくさんの人が関われると考えた。地域で活動する夫の人脈などを辿り、思いに賛同する同志と事業をスタート。現在は11人9事業者で会を運営する。

 ○...相模原市の南区出身。双葉小、麻溝台中、相武台高を卒業。東京農大では、野菜栽培など途上国の農業支援について学んだ。その流れで就職後も国際協力の分野に従事。多い時で1年の半分以上を海外で過ごす。今はガーナで農業や生活改善を支援する。海外での時間が多いからか「家に居るのが好き」と自宅が憩いのひととき。カフェを巡るのも好きで、「地域のおいしいものを食べるのが好きですね」。

 ○...SMAKでは、昨年から地域を巡るモニターツアーを開催。可能性や課題を抽出した。来年度からはツアーの販売を計画する。「特に都心部にニーズがある。地域資源を活用して自然体験をしてもらいたい」と話す。「目指すのは来る人と受け入れる地域で作る観光。そして、事業が右肩上がりに伸び、地域が潤うことで、関係人口が増えて地域が盛り上がっていけばうれしい」

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