現代美術家の上條陽子さん(87・南区在住)が企画に携わった「パレスチナに明日はあるのか―GAZA 七人の画家展―」が3月28日(木)から4月3日(水)まで、東京のギャラリー絵夢(新宿区新宿3の33の10)で行われる。午前11時から午後7時まで(初日は午後2時から、最終日は午後5時まで)。PHAP(パレスチナのハートアートプロジェクト)主催。
1999年にパレスチナで開かれたグループ展への参加をきっかけに、難民キャンプでの絵画指導支援などを20年以上続けてきた上條さん。昨年からのイスラエル侵攻でがれきの山となったガザの映像を見る度、心が痛むという。ガザに住む7人の画家のうち、連絡が取れたのは1人だけ。6人の消息は今も不明のままだ。上條さんは「彼らはこの状況をどう生き抜くのか。考えただけでも残酷でむご過ぎる。人殺しも戦争もやめて」と切実な声を上げる。今回は7人が侵攻以前に描いた作品、約30点を展示。会場ではパレスチナ刺繍やビーズを販売。売り上げは全て寄付される。
30日(土)には上條さんと映像ディレクター・原口美早紀さんのギャラリートークも予定。午後3時から。詳細・問い合わせは同ギャラリー【電話】03・3352・0413。
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