さがみはら緑区 教育
公開日:2026.03.12
上鶴間小6年前田さん さがみっ子川柳
「載ってるね」うれしく
3度目秀逸
小学生向けの地域情報紙「こどもタウンニュースさがみはら版」の2026年春号がこのほど、市内の公立小学校で配布された。同紙の連載企画「さがみっ子川柳」では今回、上鶴間小学校6年の前田琥太朗さんが秀逸に選ばれた。
今回のテーマは「休みの日、何してる?」。前田さんの作品は「昭和歌謡 祖母はボーカル ぼくピアノ」。週末に祖母の家を訪れ、演奏に合わせて祖母が歌う実際のひとときを詠んだ一句で、歌うことが大好きな祖母への親しみと温かな家族の時間が表現されている。
前田さんは2022年12月の同コーナー初回から投稿を続けており、これまで「逆上がり やればできる!と 言いきかし」(23年12月)、テーマ「がんばっていること」)、「寝ていても 心の中で お見送り」(25年6月、テーマ「お父さんに言いたいこと」)と、2度の秀逸選出となっている。
言葉で絵描く
選者を務める市内在住の川柳作家、水野タケシさんは「琥太朗君の川柳は具体的で、パッと映像が浮かぶところが特長です。これはたぶん、絵を描くことが好きなことと関係があって、映像記憶能力が発達しているのでしょう。つまり『言葉で絵を描ける』のですね」と評価する。
一方、前田さんは投稿を続けた3年間を振り返り、「(紙面に載ると)『載っているね』と言われるのがうれしかった」と笑顔を見せる。川柳の魅力については「日常を五七五にまとめる言葉遊び。俳句と違って季語を使わなくていいので楽」と話した。
最近はグラフィックツールのCanvaを使った表現にも親しみ、小学生向け新聞の論調コーナーをスライド形式でまとめたり、授業で学んだ内容をテスト形式にデザインしたりと、創作活動に没頭しているという。もともと絵を描くことが得意で、ジオラマによる「まちづくり」にも熱中。この春から中学校へ進学する前田さんは「いつか、壮大なまちづくりをしてみたい」と夢を膨らませている。
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