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企画展「飛躍する相模原市」を開催中の相模原市立公文書館の館長を務める 山口 和明さん 三ケ木在住 61歳

公開:2024年6月20日

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山口 和明さん

時を貫き未来につなげる

 ○…セスナ機から投下された祝辞や当時の電報の展示など、市制70周年を振り返る企画展。市民桜まつりの過去のパンフレットや旧津久井4町の最後の広報誌など、いろいろな展示が目を引く。「公文書と聞くと取っ付きにくいかもしれないが、残しておくことで時を貫き未来につなげる役割がある。皆さんにうまく使ってもらえれば」と笑顔を見せる。

 ○…社会人のスタートは津久井町の職員。建設、都市計画部門に携わり、地域で減便するバス交通対策などに汗を流した。合併後は市の職員に。交通や広報部門などを経て情報公開・文書管理課では、押印の廃止や公文書監理官の導入などに尽力した。昨年4月から再任用で館長に就任。「市民の知的財産を永久に保存していくのが努め」と力強い。

 ○…三ケ木出身。津久井中央小、中野中、津久井高を卒業。地域の青年会に所属し、季節の行事に関わるなど地域活動にも熱心だ。家族は妻と3男1女。カメラが趣味で「子どもの成長を撮りたくて」とパパの顔を見せる。旅行も好きで昔の同僚と鉄道旅に出ることも。「迷ったら正しいと思うことをやれ」。交通時代の上司に言われた言葉で、迷ったり仕事上のイレギュラーの際にはこの言葉を思い出す。

 ○…市の有する資料や文書をウェブ上で閲覧できる「デジタルアーカイブ」の整備を進める。以前から関わるプロジェクトで、市制記念日である11月20日の公開を目指す。「学習や教育現場で活用でき、観光にも生かせる。文書の魅力やシビックプライドの向上にもつながる」と期待は膨らむ。それらの機運を高めるために公文書館では早くから企画展を開催。「10月には公文書館も10周年。市制70周年と共に盛り上げていきたい」

「共にささえあい 生きる社会」

相模原市は、全ての人が共に支えあって生きる共生社会の実現を目指しています。

https://www.city.sagamihara.kanagawa.jp/kosodate/fukushi/1026641/1012901.html

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