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さがみはら緑区 社会

公開日:2025.08.12

相模原協同病院
「地域の医療は地域で守る」
80周年迎え記念式典

  • 未曽有のコロナ対応について振り返った高野理事長

 相模原協同病院(橋本台)が開院80周年を迎え8月2日、杜のホールはしもとで記念式典が行われた。

 「コロナを克服し次の100年に向かって」と題して行われた記念式典。あいさつに立ったJA神奈川県厚生連の高野靖悟代表理事理事長は、1945年8月の開院から80年を振り返り、未曽有のコロナ対応について振り返った。「世界を恐怖に陥れたパンデミック感染症の中で、日本で最初にコロナ感染症と認定された患者は協同病院で入院し、治療した患者さんだった。そして、ダイヤモンドプリンセス号での集団感染の患者さんは積極的に受け入れた」と話し、対応にあたった医師、看護師、職員らに感謝を述べた。さらに、非常事態宣言が発令される中で、頼りにしていたのは「市民の励ましの言葉」だと言い、募金や物資支援、クラウドファンディングによる資金提供などにも感謝を示した。

 100周年に向かっての抱負については、「地域の医療は地域で守る」とし、「地域の医療と知恵を結集して地域医療を守っていく。協同病院は市民のためにしっかり役立っていく」と話した。

 式典では、首藤健治副知事、本村賢太郎市長らがあいさつしたほか、「80年の歴史と新病院建築」「コロナとの闘いを振り返って」と題した特別講演も行われた。

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