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さがみはら緑区 社会

公開日:2025.10.09

永田屋
「仕事は世のため、人のため」
採用に注力 内定者が話す魅力

  • 内定者を前に話す田中社長

 一般的な内定解禁日にあたる10月1日を迎え各社で内定式が行われる中、橋本に本社を構える葬祭業の株式会社永田屋(田中大輔代表取締役)で10月3日、2026年度内定式が開催された。

 冒頭、田中社長は12人の内定者にねぎらいの言葉を掛けると、入社までの180日間の重要性について説いた。「仕事の本質は世のため、人のため。その奉仕・貢献の最たるものが我々の事業。なぜこの仕事をするのか、それと向き合いより良い価値観を見つける半年にしてほしい」などと熱弁。さらに、早起きや読書などの習慣を今から身に付けるようアドバイスした。そして、学生と社会人の大きな違いに「責任」を挙げ、「永田屋では責任は負うものでなく果たすもの。我々は事業を通してお客様、社員、地域の『三方良し』を果たす」と話した。

 その後、内定者による3分間スピーチが行われた。「永田屋で働く私の決意」をテーマにそれぞれが「人のために声を掛け続ける人になる」「私がもう一人の家族となるべく信頼される人になりたい」などと話した。

「ギャップが強み」

 同社は26年度の新卒採用において1130人のエントリーがあり、13人に内定を出した。理念共感型の新卒採用を始めて9期目となり、田中社長は、「過去最高の人材が集まっている」と手応えを口にする。葬儀業界と聞くと暗いイメージがあるが、同社はマイナビ就職人気ランキングで専門葬儀社として唯一のランクインを果たしている。「そのギャップこそが強み」と田中社長。葬儀会社でありながら働きがいのある会社として支持され、ホワイト企業アワード受賞など社会的な評価も高い。採用では内定までに学生と8〜10回の接点を持つなど注力。ある内定者は「永田屋は言っていることとやっていることが一致している誠実さがある会社」と話す。

 田中社長は、「ブランディングが確立していっており葬儀業界、永田屋を目指してエントリーする学生が増えている。全ての業種の見本になるべくチャレンジしていきたい」と話した。

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