さがみはら緑区 社会
公開日：2025.11.04
コンビニで強盗訓練
官民合同で防犯対策
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「金を出せ」の声に緊張感が走った
セブンイレブン津久井中野店でこのほど、強盗対処・特殊詐欺防止訓練が行われた。これは、神奈川県警と神奈川県コンビニエンスストア防犯対策協議会が連携し、10年以上前から実施している取り組み。この日は同店スタッフや協議会関係者、津久井署員ら約20人が参加した。
訓練は、刃物を持った男が来店し金銭を要求するという想定で実施。同署員が犯人役となり、スタッフに「金を出せ、ほら出せ」と刃物を突き付けた。スタッフはレジから現金を取り出し男に手渡すと、すぐに男は逃走。その直後、スタッフは警察に１１０番通報し、犯人の特徴などを伝えた。レジ対応したスタッフは「本格的な訓練は初めて。マニュアルとは違う。参加できなかったスタッフにも今日学んだことを伝えたい」と感想を述べた。
また、カラーボール投てき訓練や特殊詐欺対策訓練も併せて行われた。
同署の大里快路生活安全課長は「まずは自分の身を守ることを考えて行動してほしい。日頃のちょっとした訓練が万が一の時には役立つので、定期的に実施していければ」と語った。
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