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さがみはら緑区 社会

公開日:2025.11.11

津久井中央RC
古着をポリオワクチンに
11月16日に回収 「奉仕の心で協力を」

  • 海外に渡りポリオ根絶活動に参加する同クラブ=写真提供/津久井中央ロータリークラブ

 津久井中央ロータリークラブ(具尚禮会長/RC)は、ポリオワクチンの支援活動の一環として11月16日(日)に津久井湖観光センター(太井)で不要な服の回収を行う。

 「古着で世界の子どもを救おう」と題した今回の取り組みは、服を入れた専用の袋1袋につきポリオワクチンを5人分寄付するというもの。そのため、同クラブでは「小さくなって着られなくなった子ども服や模様替えで出てきた不要な服、手元にあるけど長く着ていない服など、しみや汚れがない服をぜひお持ちください」と呼び掛ける。回収した服がカンボジアの「古着deワクチンセンター」で売れた場合は、さらに1点につき1人分のポリオワクチンが寄付される。

「知ってほしい」

 ポリオは、主に5歳未満の子どもが罹患する可能性のある感染性疾患で、身体まひや死に至る場合もある。ウイルスは汚染された水を介し人から人へ伝搬する。世界中のロータリークラブが一丸となり、過去35年以上にわたり根絶活動を行ってきた。津久井中央RCでも、積極的に活動を推進してきたが、具会長は「まだまだポリオへの認識が少ないと感じている。多くの方に現状を知ってもらうためには、どのような形でPRすれば良いかを考えていた」と今回の取り組みの経緯を説明する。会場では募金活動も並行して行う。

 当日は会場で開催される津久井湖観光センター祭りにブース出店し、協力を呼び掛ける。服の回収は正午から午後1時までの60分間。ブース出店は午前10時から午後3時頃までを予定している。具会長は、「多くの方に服を寄付していただくことで、子どもたちの命が助かります。奉仕の心と愛でぜひ協力をお願いいたします」と呼び掛ける。

 問い合わせは同クラブの前沢さん【携帯電話】090・6180・1558。

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