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さがみはら緑区 教育

公開日:2026.01.08

相原中2年小室さん
熱害の研究で最優秀賞
木原記念こども科学賞で

  • 賞状を手に笑顔の小室さん

 生物の不思議や科学する楽しさを知り命の大切さを学ぶ機会を提供する「第33回木原記念こども科学賞」の表彰式がこのほど行われ、中学生の部に応募した小室孝介さん(相原中2年)の作品「セルロースは植物を熱害から守れるのか」が最優秀賞に選ばれた。

 同賞は「動物や植物の不思議なことや生きものとのふれあい」についての観察、調査、実験した内容をまとめた作品を審査し、表彰するもの。今年は県内の小中学生から162作品の応募があり、22人が入賞した。

 小室さんは小学1年の時から毎年応募を続け、8回目となる今回、初めて最優秀賞を手にした。「昨年は優秀賞だった。今回の作品は自分でも手応えを感じていたので最優秀が取れてうれしい」と笑顔を見せた。

地球温暖化対策を

 小室さんはこの4、5年、地球環境についての研究に取り組んでいる。今回の研究では、米などの作物が気温上昇によって受ける熱害に着目。葉や土にセルロースを貼付することで熱害を防げるか検証した。

 実験する植物にはキュウリを、セルロースには綿を使用。葉や土に貼付する綿の量を6パターンに分けて調査した。温度の測定や生育過程を細かく観察し、その検証結果を写真や表、グラフなどでまとめた。調査は夏休みに実施したため、「猛暑で、1日10回計測するのが大変だった。綿が風にあおられて飛んでしまって家族で拾いに行ったことも」と振り返る。

 小室さんの作品は「多様な実験方法、丁寧な観察、記録のとり方、膨大な観測データの整理分析の仕方といった、科学的な探究が行われている」と高く評価された。小室さんは「今回の実験ではデメリットも見られ反省点も多かった。今後も地球温暖化や環境改善対策について考えていきたい。そして将来、その問題に取り組む科学者になれたら」と語った。

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