さがみはら緑区 スポーツトップニュース
公開日:2026.01.15
相模原市出身
小谷さん冬季五輪出場
カーリング、きっかけは銀アリ
2月から行われるミラノ・コルティナ冬季オリンピックにカーリング女子日本代表として相模原市出身の小谷優奈さんが出場する。中央区の銀河アリーナでカーリングをはじめた地元出身選手の活躍に期待が寄せられる。
カーリングは氷の上で「ストーン」を滑らせ、目標地点の中心に最も近い位置に置くことで得点を競うスポーツ。「氷上のチェス」とも呼ばれている。1チームは4人で構成され、小谷さんはセカンドのポジションで3、4投目の投球と氷を掃く「スイープ」の役割を担っている。
女子日本代表(フォルティウス)は25年12月にオリンピックの出場権を懸けてカナダで行われた世界最終予選に出場。強豪のアメリカらを相手に連日勝利していたが、ノルウェーに惜敗。続く翌日の代表決定戦で再びノルウェーと対戦し勝利。オリンピックの出場権を獲得した。初となるオリンピック出場を決めた小谷さんは「チームの目標である金メダルへのスタートラインに立つことができた」とコメントした。
桜台小の出身
小谷さんは1998年生まれで南区の桜台小学校、麻溝台中学校の出身。選手としては、18年の第35回日本カーリング選手権大会で優勝。22年から北海道を拠点とする「フォルティウス」に所属している。
降雪地帯でない相模原で暮らす小谷さんがカーリングに触れるきっかけとなったのは市内のスケート施設「銀河アリーナ」。カーリングが趣味の父・靖広さんの影響で、小学4年からはじめた。
「月に1回ほどの私の練習に一緒に来てやってみようかとまさに『遊びの延長』だった」と靖広さんは振り返る。同施設はカーリング専用施設ではないため、プレーは限られるが、小谷さんはその中でも靖広さんら大人と一緒にプレーしていたという。「今でも時間が合う時には銀河アリーナで昔から知っている人たちと練習しています」と小谷さんは話す。
「遊びの延長」のカーリングだったが、高校時代に山梨県を拠点とするチームに誘われ、卒業後にそのまま就職し、選手としての道を歩みはじめた。靖広さんは「カーリングで高みを目指して頑張るんだろうな」と思ったという。
最終予選を現地で観戦した靖広さんは「連日の勝利に安心していたけど、オリンピック出場という滅多にないチャンスをつかんだことが素直にすごい」と高まっていた緊張感を思い返す。
「プレーでしっかり表現」地元からは喜びの声
オリンピック出場決定後、靖広さんは小谷さんと話したが、出場が決まっても「平常心」。「オリンピックに出場して上を目指すからこその冷静さかも」という。「大舞台でも、とにかく楽しんでカーリングをやってほしい」と応援する。
小谷さんは「降雪地帯でない相模原市からのカーリング選手がいることを知ってもらい、興味を持ってくれる人が増えたらうれしい。そう思ってもらえるよう、プレーでしっかり表現していきたい」とオリンピックへ向けての意気込みを語った。
恩師ら喜び
市内出身者の冬季オリンピック出場に、地元からは喜びの声が上がっている。
小谷さんの母校・桜台小学校内にある桜台美術館を運営する元教諭の竹内祥子さんは偶然、テレビでカーリングを観ていたところ同校で校長だった時の児童である小谷さんに気が付いたという。「顔と名前を見て、『もしかして小谷さんでは』と思い、何人かに確認した。確信した後は、区内からオリンピック選手が出たことをみんなに知ってほしいと、いろいろな人に小谷さんのことを話している」と笑う。今回の最終予選は毎日ハラハラしながら見守った。「堂々としたプレーでベストを尽くし、悔いのないように頑張ってほしい」と大舞台での活躍へ向けエールを送る。
実は小谷さんは麻溝台中時代、バレー部に所属。当時の顧問を務めた中里勝也さんは「本当にオリンピアンになるなんてびっくり」と感嘆の声を上げる。長身を生かして、ゲームキャプテンとエースアタッカーだった小谷さん。捻挫で試合に出られなかった時も「チームのためにできることを」と球出しなどで参加し、献身的にチームをサポートしていた。「みんなと仲が良くて、明るくキラキラと笑うのが印象的」と振り返る。「金メダルを下げている姿を想像している」と語った。
ミラノ・コルティナ2026冬季オリンピックの女子カーリング・日本代表は2月12日(木)、初戦でスウェーデンと対戦する。
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