和と洋の架け橋に ピアニスト山口友由実さん
「日本の文化である『箏』とピアノの共演を楽しんでもらいたい」。町田市立金井小を卒業し、東京音大大学院修了を機に拠点をオーストリア・ウィーンに移した山口友由実さんが新たな試みにチャレンジし、3月27日(木)に国内でコンサートを開く。
ウィーンに移ってから5年目の現在は、ウィーン国立音楽大学大学院室内楽科で学ぶ。ピアノだけでなく、作曲も手がける。昨年から箏奏者の山路みほさんとスペインやスロバキア、ハンガリーなどでピアノと箏のデュオリサイタルを行い、各地で大きな反響となった。
「和と洋の楽器が合わさるととても興味深い音楽になりました。私自身も一緒に演奏しながら箏の音色に感化されました」と振り返る。3月に行われるコンサートでは山口さんが箏との協奏のために作曲した『花鳥風月』も披露。音色がまったく違う2つの楽器を、「互いの音がくっつくように、そして互いを引き立たせ心地良い曲です」と山口さん。
コンサート会場はトッパンホール(文京区水道)、午後7時開演。全席指定3500円。チケットは和光大学ポプリホール鶴川(【電話】042・737・0252)、町田ツーリストギャラリー(【電話】042・850・9311)で発売中。
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