八王子市は7日、定例の記者会見を行った。おもな内容は以下のとおり。
子育てしやすく
「子育てしやすいまちナンバーワン」を目指す一環として、子ども食堂に食材費や会場使用料を支援する(予算384万円)。子ども食堂は現在市内で14団体が運営している。子育て支援では新生児聴覚検査助成や保育所整備、給食センター整備(来年4月から一部地域で配食開始)を発表。なお、昨年発生したいじめによる自殺については「極めて遺憾」(石森孝志市長)とし、小5、中2を対象に心理テストの実施(予算600万円)する。
来年、東急に接続
八王子駅北口のマルベリーブリッジの整備について、八王子スクエアビル(東急)の前を通り、ユーロードへ延伸する工事に着手している。供用開始は来年3月の予定。工事契約の総額は15億2000万円。併せて旭町・明神町地区の開発推進で無電柱化を進める。
町会、地域を支援
町会・自治会の活動を支援する条例を制定する予定で、集会施設の整備支援や、掲示板の新設・修繕の補助も行う(補助上限額4万円)。
また、市街化調整区域にある地区の人口減少を食い止めるため、小津、高月、上川町、上恩方町で住民組織の設立支援などを行う。新年度予算として698万円。併せて空き家対策として、所有者が地域活性化のために交流施設として改修する場合の費用の一部を助成。新年度からは空き家の庭を借り受けて整備する場合も最大200万円を補助する(補助率3分の2)。
五輪に向けた動き
2020年の東京五輪・パラリンピックに向け、市では事前キャンプ誘致などを働きかけている。進捗状況について「視察は来ているが、決定したところはない」としたものの、石森市長は視察に訪れた国としてアメリカ、オランダ、スロバキア、スロベニアの名前を挙げ、競技は野球やクライミングと明かした。
また聖火セレモニーについての質問には「正式発表は夏頃を予定」と回答した。
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