藤巻会長「続けて成果」
2004年発足
多摩地域を中心とした企業経営者らで組織する「多摩経営者連盟」が12日、定期的に開いている勉強会を三崎町のホテルで開催した。
同団体は2004年、地元で活躍する経営者や文化人を招いた勉強会を通じて研鑽をする組織として発足。「日本にある昔ながらの経営を守っていく。そんな仲間が集まった」と2代目会長を務める藤巻泰さん(東和コーポレーション代表)は当時を振り返る。
副会頭も輩出
スタートは10社ほどだったが、現在は三多摩地域を中心に近隣の相模原市などにある中小企業、士業36社(事務所)が所属。藤巻会長は「事業は続けることが大事。続けることで成果が出る」と25年の活動を評価する。
今回の勉強会では八王子のまちを築いた江戸時代の代官、大久保長安について郷土史に詳しい元市職員の鈴木泰さんが解説。先日市内でもあった台風被害を例に挙げ、治水の大切さを指摘しつつ、長安の功績を称えた。会員は真剣な表情で耳を傾けていた。
なお、あいさつで藤巻会長は「我々の会は、おかげさまで商工会議所の副会頭になる会員もいるようになった(1日、八王子交通の下田直啓さんが就任)」と報告し、喜びをわかちあった。今後については「ここ最近、若手が入会しつつある。グループを強化させ、もっと会の隆盛を図りたい」と話した。
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