南大沢駅目前にある複合商業施設ビル「フレンテ南大沢新館」４階に、ＵＲ賃貸ショップが４月、移転オープンした。白を基調とした明るい店内で、コロナ対策を行いながら営業している。移転前と比較して駅からのアクセスも良好だ。

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　インターネットで物件を検索することも可能であるが、実店舗で部屋探しをすることは、「周辺環境を知ることができる」点において便利だという。

　「間取り」「駅からの時間」などは調べることができるが、周辺の治安などは、現地に詳しい人からの情報が頼りになる。特に、現地まで歩いていくことで、検討中はあまり気にしなかった観点を重視していることに気がつく利用客も多いという。例えば、駅から離れた場所だとしても、「循環バスがある場所なら、時間を掛けずに駅まで行くことができる」など。

　移転前の案内所は、マンションの一室を利用していたため、「アットホーム感」が評判だったという。移転後も「まずは気軽に話をできる安心感を持ってもらえるよう、励みます」と、ショップリーダー、天野さとみさんは話した。

４つの「なし」

　ＵＲ賃貸住宅は幅広い年代に人気が高く、法人向けにも営業を行っている。選ばれる理由の一つに居住するときのハードルの低さがあるという。礼金、仲介手数料、更新料、保証人が不要である。そのほかにも、２世帯が近くで暮らす場合や、契約者が35歳以下である場合には割引が受けられる。