最大8カ所に
八王子市は、新型コロナウイルス感染症とインフルエンザの同時流行に備え、12月20日(日)から2月28日(日)までの合計19日間、休日診療所の実施個所を拡大する。
期間中はこれまで1日5カ所だった休日診療所の実施カ所を最大8カ所に増設。内科、小児科、外科を4カ所から最大7カ所、産婦人科を1カ所とする。
休日診療所は、市から委託を受けた八王子市医師会(石塚太一会長)が運営。各診療所が輪番制で担っている。石塚会長は「内科と小児科の当番医療機関を倍増することで、診療所に訪れる患者さんの密集をできるだけ避けたい」と話す。
市内では、12月10日、新型コロナウイルスの新たな感染者が16人確認された。累計の市内感染者数は915人。11月から400人以上の陽性者が判明している。
また、インフルエンザの患者数は市内定点あたり0人(12月6日時点)。流行開始目安となる1人は超えていないが、市は警戒を呼びかけている。
石塚会長は「症状だけでは新型コロナ、インフルエンザなどの見分けはできず、診療した場合、その場の消毒作業など感染対策を講じなければならない。そのため、診察できる患者さんの数が通常より少なくならざるを得ない」とし、「診療時間短縮のため、受診時は、症状、経過、持病や服用薬、アレルギーの有無などを書いて来院するなど協力をお願いしたい」と呼びかける。
また、市担当者も「熱などの症状が出た場合は、受診する前にかかりつけ医、または都の発熱相談センター(【電話】03・5320・4592)などに電話で問合せを」と話す。休日診療所の診療時間は原則、午前9時から午後5時まで。実施する医院は市のホームページで確認を。
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