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八王子 スポーツ

公開日:2021.02.11

ひと月遅れの開幕 1年ぶりの公式戦

  • ボールを奪い合う両チームの選手=6日。黒のユニフォームが八王子

  • チームのチアリーダー「レイリーズ」もマスクを付けてパフォーマンス

  • 都立八王子桑志高校の生徒による手づくりの応援横断幕。試合会場で掲げられた。紹介するのはマスコットキャラクター「トレンチー」

プロバスケB3ビートレインズ静岡に1勝1敗

 プロバスケB3東京八王子ビートレインズ(子安町)は2月6日、7日、大田区総合体育館でベルテックス静岡と対戦した。6日は70―78で敗れ、7日は80―79で勝利した。順位は11チーム中9位。

選手がコロナ感染

 待ちに待った「開幕」だった――。新型コロナウイルス感染症の影響で例年秋に始まるB3リーグは1月に延期。ようやくのスタートとなるはずだったが、1月8日の開幕戦の前々日に選手の感染が発覚。前日7日に試合の中止(不成立)が決まり、その後チームは活動停止となった。昨年運営会社のオーナーが交代するなどし大きな変化があったこともあり、まさに「再出発」となる試合になるはずだったが、そううまくはいかなかった。

合計7人

 「感染対策は十分していたつもりですが、結果的にツメが甘かったということです」とスタッフは振り返る。1月7日、試合会場のエスフォルタアリーナ八王子(狭間町)ではスタッフが集まり準備を進めていた。そんな中、連絡が入る。「(2人とも)陽性反応だった。試合はできない」。5日、選手Aが高熱を出し、6日にPCR検査を受け陽性と判定。7日に発熱した選手B、Cはその日の検査で陽性が判明した。その後、チーム内で広がり最終的には選手5人、チームスタッフ2人、合計7人が感染した。保健所では「練習中」の感染とみている。

 リーグの中で、感染者が出たチームは八王子のみ(2月6日時点)。この状況を受けリーグは「試合に出ていないベンチにいる選手もマスクを着用」とルールを改めたという。

試合できて感無量

 14日間の自宅待機などがありチームは活動ができなくなった。1月に予定していた6試合は4試合が不成立、2試合が棄権(負け)に。実質「開幕」となった2月6日の静岡戦は大田区での開催だったが八王子からも「待ちに待った」多くのファンが駆け付けた。

 なお昨季最後に開催したホーム試合は2月7日。ちょうど1年ぶりの公式戦だった。チームの室舘勲オーナーは試合前、来場者を迎える中で、ようやくの開幕について「感無量」と喜んだ。スタッフは「1か月遅れの開幕になってしまいましたが、この日を迎えられて本当に良かった」と話した。

3月は八王子で

 なお、次回のホーム試合は3月6日(土)、7日(日)にエスフォルタアリーナ八王子メインアリーナで行われるアイシン・エィ・ダブリュ アレイオンズ安城戦。6日は午後5時、7日は3時30分試合開始。緊急事態宣言を受け両日とも試合時間が当初の予定と変更になっている。

 チケットは大人前売2000円から。詳細は事務局【電話】042・649・4440へ。

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