奥多摩大会に出場
右田病院駅伝部(暁町)が活動を再開した。コロナ禍で自粛をしていたが12月5日(日)、およそ1年8月ぶりの大会へ出場する。
出場するのは奥多摩渓谷駅伝競走大会。男女6人の部員でタスキをつなぐ。
部として大会に出場できなかったこの期間、部員たちは個々で活動を続けていた。
看護師で部長の埴原(はいばら)正樹さん(48)は6月、関東マスターズ陸上選手権1500m(M45)の部で自己ベストを更新。病院理事長で同部最年長の右田敦之さん(60)も5月、5000mで自己ベストを出した。一方、理学療法士の田中利一(43)さんは10月、10マイルを走るトレイルランに出場するなどし、レベルアップに努めた。埴原さんは「走るのをやめてしまうと、なかなか元に戻るのは難しいので、積極的に取り組みました」と振り返る。
コロナ対応で疲弊も
ただ、埴原さんらは新型コロナ患者の対応にあたる業務に従事しておりこの間、大変な苦労があったという。「わからないことが多く、普段以上に感染対策に神経を使いました。毎日どっと疲れていました」。そのような中で、部の存在は励みの一つになった。ストレスを抱える日々も「走ることで救われました」と話す。「またみんなで出場できる日を信じここまでやってきました」
大会一般の部は午前10時、青梅市役所前をスタートする。埴原さんは「部員一丸となって頑張ります」としている。
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