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八王子 ピックアップ(PR)

公開日:2023.09.28

プロバスケB3ビートレインズ
新B2へ 「GET TOGETHER」
創設9年目の決意、飛躍を

  • 【右】選手、フロント一同が集結し今季の方針を共有=9月7日、エスフォルタアリーナ八王子【下】今季の新主将・上江田選手(左)、新加入のTKエドギ選手

  • ホームアリーナのエスフォルタ=今月6日、プレ試合

  • 協力企業の関係者が出席したスポンサーパーティーで、将来展望への思いを語る高松常務=今月14日、八王子エルシィ

 八王子市唯一のプロスポーツチームで、創設9年目となるバスケットボールB3リーグ「東京八王子ビートレインズ」。経営体制の変更から3年間で、さまざまな改革を推進。3期連続の黒字経営、協力企業や観客動員数の増加など、年々右肩上がりを遂げている。10月に開幕する2023-24シーズンの新スローガンは、みんなで一つになるという意味を込めて『GET TOGETHER』に決定。決意と覚悟を胸に、八王子一丸で新基準のB2昇格を目指す。

 一般社団法人ジャパン・バスケットボールリーグ(B3)は今季、前年より2クラブ多い全18クラブによるリーグ戦を実施。レギュラーシーズンは10月6日(金)から4月7日(日)で、1クラブ52試合を行う。

 昨季にB3で初導入されたプレーオフは、今季もシーズン上位8クラブによるトーナメント戦(3戦2勝方式)で実施。シーズンの順位を決定する。終了後、B3リーグからB2ライセンスを獲得した上位2クラブがB2リーグへ自動昇格となる。

売上・集客が昇格基準に

 「バスケで日本を元気にする」を掲げ2026年に始動する新リーグ将来構想に向けて、Bリーグは新たにライセンス基準を設定。競技成績による昇降格を廃止し、ライセンス基準を満たしたクラブがそのつど参入することになる。選手やスタッフ、地域活動に投資できる経営力の強化をクラブに求める考えだ。

 新リーグは「Bリーグプレミア」「Bリーグワン」「Bリーグネクスト」で構成。これまでのB2にあたる「Bリーグワン」への昇格に必要なライセンス基準は、一部見直しを経てホームアリーナ平均入場者数「1500人」以上、売上高「4億円」以上に設定。今後は計画的にクラブ経営力を向上させ、成長できる環境づくりが不可欠となる。

債務解消し、売上増めざす

 新リーグの所属決定に向けた1次審査は、今季のクラブ運営実績が対象となる。ビートレインズは昨季(2022年7月〜23年6月)、ホーム平均入場者数を前年比221人増の748人に伸ばした。今季目標に1200人から1500人を見据える。現状を打破するために、ビートレインズは「集客」と「債務解消」を二本柱に掲げる。

 クラブを運営する(株)THTマネジメントの代表取締役常務・高松僚氏は「債務をなくすことも、売上をのばすことも集客なくしてはあり得ない。広報宣伝、集客促進のための活動が必須」と強調。地元八王子に向けて「最後まで諦めずに戦いたい。だからこそお力添えをいただきたい」と強く呼びかける。

 ビートレインズは2020年1月に失効した、B2ライセンス申請に必要なBリーグ準加盟資格を昨年10月に取得。将来へのステップに位置付ける。20年4月時点で、クラブの債務は2億7千万円。前代表から同年7月、人材教育会社・(株)キャリアコンサルティング(室舘勲社長)がオーナーを引き継いでいる。

観客増で八王子活性化スポンサー集結、心一つに

 クラブを支える企業を対象に、ビートレインズは今月14日に「スポンサーパーティー」を開催。高松常務は新リーグ将来構想を見据え、今後の展望を語った。新ヘッドコーチに就いた米国出身のタイラー・ガトリン氏をはじめ、新主将の上江田勇樹選手ら一人ひとりが壇上であいさつ。10月6日のホーム開幕戦に向け、出席者同士で親交を深め、結束を固めた。

100人規模、交流

 2023-24シーズンの開幕を前に、クラブの理念や方向性をスポンサー企業と共有し、八王子一丸で絆を深めようと企画。スポンサー企業の代表者ら100人近くが八王子エルシィ(八日町)に集結した。

 「子どもたちに夢と未来を!」「バスケで八王子を盛り上げる!」というクラブ理念を念頭に、高松常務はクラブ再建に奮闘した3年間を総括。3期連続の黒字経営をはじめ、負債を4千万円返済したことや、125社からスタートしたスポンサーが325社まで増えた実績を示した。

 さらに地域貢献と経済活性化を使命とし、▽日本バスケ界(多摩地域のスポーツ界)▽ブースター(ファン)▽スポンサー▽八王子市▽ビートレインズ--の5者全員が良い方向へ進むために、クラブとして掲げるテーマ「五方よし」を改めて強調した。

いじめ反対へ行動ピンクシャツデー

 昨季の主な成果として、ホーム戦2日間で3千人に迫る観客動員数を記録した感謝企画「八王子市民デー」や、いじめ反対の意思表示をテーマにしたBリーグ初の取り組み「ピンクシャツデー」を紹介。ホーム戦2日間で販売したピンクシャツの売上の一部で、八王子市立の小中学校108校の代表児童、生徒にピンクシャツをプレゼントした実績に触れた。

 今季の目標として、高松常務は「プレーオフ出場」と、2026年の新リーグ構想を見据えた今季の「1次審査」を掲示。「B2にあたる『Bリーグワン』参入を目指し、今季は平均入場者数1500人以上と売上4億円以上を達成したい」と語気を強めた。

 集客増への施策の一つとして、ビートレインズは魅力発信を担う「PR特使」制度を新設。パンクバンド・ニューロティカのあっちゃんや、ラッパーのLITTLEこと八王子少年らクラブとゆかりの深い5人と1組の就任を発表した。

 さらに、タレントのはなわさんがクラブの「オフィシャルプロモーター」に就任。はなわさんは八王子FMのラジオ番組「はなわ&ビートレインズの『八王子だョ! 全員集合』」に、2年半にわたり出演。クラブ応援歌としてもおなじみの「八王子のうた」の作詞作曲を手がけている。

 クラブ専属チアリーダー「レイリーズ」は今季、11人体制で始動。パーティーでは代表メンバー6人によるパフォーマンスも披露された。

ホーム開幕節は10月6・7日

 2022-23シーズンのビートレインズの成績は、16勝36敗で16クラブ中12位だった。

 今季のホーム開幕節は10月6日(金)と7日(土)、エスフォルタアリーナ八王子(狭間町)でアースフレンズ東京Zと戦う。

 クラブ情報は公式サイト、X(旧ツイッター)等で発信。LINE公式アカウントの友だち登録も受付。昨季に続き、個人スポンサーも募集中。詳細はクラブ事務局。

株式会社THTマネジメント 東京八王子ビートレインズ

東京都八王子市子安町3-6-7 サザンエイトビル1F

TEL:042-649-4440

https://trains.co.jp/

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