【学生パスの導入】

　都議会公明党は、教育費の負担軽減を考えるときには、通学費も対象にすべきと考えます。特に、電車の通学定期よりも割引率の低いバスの通学定期代は、学生の負担になっています。他方、バスを運営するバス会社の経営も大変厳しい状況にあります。そこで、通学定期を低額でおさえる「学生パス」の導入を、都に提案。小池都知事は「学生等の通学費に係る現状と課題に関し、国や交通事業者などとともに整理し、さまざまな観点から調査していく」と答えました。実現に向けて尽力してまいります。

【東京アプリの取組状況】

　東京アプリにより生活応援に向けた「つながるキャンペーン」は、その実施に向け、最終的な検証を行っています。

　都議会公明党は、現下の物価高騰を踏まえ、東京アプリの７０００円分のポイントを１万円分のポイントにすべきと主張。小池都知事は「今後、社会経済情勢などを見極めながら検討する」と答弁しました。1万円分のポイントの実現に向け、更に要望してまいります。

【ビジネスケアラーの負担を軽減する「介護ＤＸ」の導入】

　家族が要介護者や認知症になった場合、高齢者施設の空き状況の調査や施設に提出する資料を入手するために、施設や区市町村の部署を何カ所も回らなければならず、多大な労力を要します。このような働きながら家族の介護に直面するビジネスケアラーが年々増加しています。

　そこで、都議会公明党はマイナンバーカードとスマホなどを活用して、施設や役所に何度も行かなくて済むように都内各自治体の介護に関するシステムを共通化し、入所する施設とも連携ができる「介護ＤＸ（デジタルトランスフォーメーション）｣を提案。都は｢『介護ＤＸ』の実現に向け、国や区市町村とも連携しながら、積極的に取り組む」と答弁しました。

東村くにひろ

東京都八王子市元本郷町4-20-25-302

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