八王子 政治
公開日:2026.02.12
衆院選東京第24区
萩生田氏が8選
21区は小田原氏が返り咲き
雪の中での投開票となった第51回衆議院議員総選挙が2月8日に行われた。小選挙区東京第24区は、自由民主党前職で党幹事長代行の萩生田光一氏(62)が、中道改革連合新人の細貝悠氏(32)ら4人を破り8選。立憲民主党の前職が引退を表明し5人が立候補した東京第21区は、自民元職の小田原潔氏(61)が、中道新人の鈴木烈氏(52)らを制し、前回選挙から1年3カ月ぶりに議席を奪還した。
連立路線の再編や新党の結成など、与野党の構図が大きく変化する中で行われた今回の衆院選。全国を席巻した「高市旋風」で自民党が歴史的な大勝を収める中、その追い風を受け、八王子が関わる二つの選挙区でもベテラン勢がその地力を示す結果となった。
24区の萩生田氏は、無所属で出馬し約7500票差まで詰め寄られた前回から一転、今回は自民公認と日本維新の会の推薦を得る布陣で臨んだ。中道は昨年6月の都議選で立民から出馬し初当選した細貝氏を擁立し、国民民主党、参政党、無所属の立候補者も参戦。3万票ともいわれる公明票がカギを握る選挙区として全国的にも注目を集めた。国や地元で果たしてきた実績を強調する萩生田氏に対し、「公正で新しい政治」を掲げた細貝氏らが挑んだが及ばなかった。
21区は立民前職の大河原雅子氏の後継候補として「食料品消費税0%」や「企業団体献金禁止」などを訴えた鈴木氏をはじめ、国民、参政、減税日本・ゆうこく連合の新人が挑んだが、元外務副大臣の実績と「強い経済の実現」などを訴えた小田原氏が振り切り、5回目の当選を果たした。投票率は24区が56・39%で前回選挙比0・09ポイント減、21区が57・86%で同2ポイント増となった。
24区・萩生田氏「謙虚に 国を前へ」
八王子市の由木地区や鑓水地区、南大沢地区などの東南部を除いた24区。午後11時20分過ぎに当確の報が流れると、萩生田氏の選挙事務所は歓喜の渦に包まれた。ほどなくして萩生田氏が姿を現すと、詰めかけた支援者から割れんばかりの拍手が沸き起こった。
あいさつに立った萩生田氏は支援者や票を投じた市民への感謝を述べるとともに「多くの議席をいただく結果になりそうだが、これにおごることなく謙虚に働いていきたい。議席が増えたからといって各党との交渉を疎かにする自民党ではない。これまで通り、野党の皆さんとも胸襟を開いて信頼を築いていく」と強調。さらに、改憲発議が可能となる「3分の2」の勢力を見据え、「国民から求められているのは国を前に進めること。高市総理を支え、結果を出すことで期待に応えたい」と政権への貢献を誓った。
また、多くの新人議員が誕生する状況に触れ、党幹事長代行として「党のガバナンス(統治)を確立するため、後輩たちに嫌われても厳しい指導を行う役割も果たしていく」と組織の引き締めを担う覚悟を示した。地元・八王子のまちづくりについても言及し「選挙期間中に皆さんと約束した一つ一つを実現し、『やっぱり萩生田でよかった』と言ってもらえる政治をやっていく」と明言。最後に「また皆さんと力を合わせて頑張りましょう」と呼びかけて支援者らと力強く握手を交わした。
21区・小田原氏「反省胸に」
日野市、立川市、八王子市の東南部地域が選挙区となる東京21区。立川市内に構えた小田原氏の選挙事務所では各市から支援者が集まり、備え付けのテレビで開票の行方を見守った。
午後11時半ごろに当選確実の一報が流れると、支援者からは大きな歓声があがり、「やった」「よかった」という声とともに拍手が沸き起こった。その後、事務所に小田原氏が姿を現すと、温かい拍手で迎えた。
あいさつに立った小田原氏は「落選をしてから1年3カ月。皆様に、地元に与党の国会議員がいないという辛さ、みじめさ、心細さを味わわせていたんだなと反省し、申し訳ない気持ちでいた」と振り返り、「見捨てず皆様に支えて頂き、戦い抜くことができた」と感謝を述べた。続いて「数々の反省を胸に刻み、この瞬間から生まれ変わり、皆さんのご期待を裏切らず、全力で、働いて、働いて、働いて、働いて、働いて、5回に1つ足して、働いていくことを誓います」と、高市早苗首相の言葉を引用して、力強く宣言。当選を祝い全員で万歳三唱をして、勝利を分かち合った。
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