神奈川県全域・東京多摩地域の地域情報紙

  • search
  • LINE
  • MailBan
  • X
  • Facebook
  • RSS
多摩版 公開:2015年9月25日 エリアトップへ

多摩大学フットサル部の監督を務める 福角 有紘さん 落合在住 37歳

公開:2015年9月25日

  • LINE
  • hatena

学生と共に日本一を

 ○…「日本一になろう」。部の立ち上げの際に、掲げた目標だ。あれから4年。初めて出場した「全日本大学フットサル大会」で全国の強豪を相手に勝ち進み、昨年のチャンピオンにも競り勝った。準決勝で敗れたものの、見事3位に。短期間で大学の名前を全国区まで押し上げた。「準決勝で負けたけど良い結果。創部から力を入れて取り組んできた成果。やってきた喜びがある」と笑顔で語る。

 ○…兵庫県出身。高校卒業後、専門学校への進学を機に「日本代表に近かったから」とフットサルを始めた。今ほど認知度がない時代。競技人口も少なく、やる場所も限られていた。ブラジルの大会に参加し、レベルの高さを痛感。「日本一になりたい」。その思いを胸に、帰国後、昼は仕事をしながら、夜はトレーニングに励んだ。念願の日本代表にも選出され、全日本選手権で優勝、夢を叶えてきた。関西で自身のフットサルスクールを立ち上げたばかりの頃に、多摩大から監督就任の打診を受けた。

 ○…「何度か断ったんですけどね」。様々なことを教えてもらったフットサルへの恩返し。自身の経験。「0から立ち上げて日本一になる」というプロジェクト。そうした全てを勘案し、決意した。全国の大学で数少ないプロ監督となった。プレー面での指導はもちろん、挨拶や礼儀、時間を守るなど、社会に出た時に基礎となる部分を学生たちに要求する。「フットサルだけでなく、卒業後、就職してからアジアや世界に飛び出していく人材を輩出したいですね」と夢を語る。

 ○…スクールの代表、フットサル女子日本代表のコーチも兼務し、全国を飛び回る。「疲れをどうメンテナンスするか。どれだけリラックスできるかですね」と体調管理に留意する。「プレーする楽しさを一つでも多く伝えて、今後フットサル界を支えていく人材を育てていきたい」。指導者としての夢を叶えるため、学生たちとともに走り続ける。

多摩版の人物風土記最新6

高瀬 喜重子さん

創立50周年を迎えたわかば卓球クラブの代表を務める

高瀬 喜重子さん

一ノ宮在住 86歳

4月11日

渋下 すみれさん

被災地復興支援企画のトークセッションでファシリテーターを務めた

渋下 すみれさん

落合在住 21歳

3月28日

中山 京子さん

マリアナ政府観光局から名誉観光大使として表彰された

中山 京子さん

多摩市在住

3月14日

松崎 雄大(まつざき ゆうすけ)さん

3月24日に開かれる「せいせきさくらがおかメリーゴーランド」を共同主催する

松崎 雄大(まつざき ゆうすけ)さん

関戸在住 42歳

2月29日

清原 惟さん

映画「すべての夜を思いだす」の監督・脚本を務めた

清原 惟さん

多摩市出身 31歳

2月15日

ゴルバニ レザさん

東京都ベンチャー技術大賞を受賞した株式会社エコノフリーズの代表を務める

ゴルバニ レザさん

永山在住

2月1日

あっとほーむデスク

  • 5月11日0:00更新

  • 4月27日0:00更新

  • 4月13日0:00更新

多摩版のあっとほーむデスク一覧へ

バックナンバー最新号:2024年4月19日号

お問い合わせ

外部リンク

Twitter

Facebook