多摩版 掲載号:2016年6月23日号 エリアトップへ

「ほほえみネットワーク・愛宕」の委員長を務める 武田 昭さん 愛宕在住 82歳

掲載号:2016年6月23日号

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愛宕地区の活性化に尽力

 ○…「みんなが穏やかな笑顔で過ごしてくれていた。それに尽きますね」。地域の高齢者、特に外に出ることが少ない人たち向けに、地域コミュニティの向上をめざして、”おむすび”を使った地域交流イベントを6月10日に開催した。25人が参加して、持ち寄った具材でおむすびを握って、世間話に花を咲かせた。「イベントとしては三重丸を付けてもいいかな」と控えめに、照れながら笑う。

 ○…地域のコミュニティ拠点となる「愛宕かえで館」の運営協議会の会長も務める。13年前に開館した際、ふらっと立ち寄った時に、友人に声を掛けられたことが協議会に携わるきっかけだった。以来、総務委員会、副会長を歴任し、会長職は現在2期目。団地が多く、市内でも高齢化率が高い愛宕地区で、多くの住民に集まってもらい、地域を盛り上げる事業をどう行うかに苦心する。「今回のイベントのように、いかに来てもらって笑顔になってもらうか。それが一番の喜びで、やりがいです」とほほ笑む。

 ○…北海道紋別の出身。軍人だった父親が先の戦争で亡くなり戦災孤児に。単身上京し、納骨に訪れた寺に身を寄せることになった。東京大空襲をはじめ、何度も大規模な空襲を体験。高台にあった寺にいたことで難を逃れたが、空腹に耐える生活が続いた。「お腹だけが大きい途上国の子どもたちの写真があるでしょう。まさしくあれ。罰当たりだけど、お供えの団子なんかも食べた」と回想。「機会があれば、地域の子どもたちにその体験を伝えたい」と目を細めながら話す。

 ○…現在、奥さんとの二人暮らし。愛好家が集まる「あたご写真クラブ」の代表を務めるなど、多忙な日々を過ごす。その中で常に地域の情報にアンテナを張ることを心掛ける。「それがコミュニケーション、人の交流につながる。これからも後戻りせずに、前向きな事業をやっていきたいですね」。これからも愛宕地区の活性化に尽力していく。

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