多摩版 掲載号:2016年11月17日号 エリアトップへ

多摩の民話実行委員会のメンバーとして舞台監督などを務める 木下 由紀子さん 聖ヶ丘在住 

掲載号:2016年11月17日号

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舞台で地元の歴史を紡ぐ

 ○…地元に残された民話や伝承を、語り、舞踊、音楽で綴る「民話を訪ねて…多摩の里」。11月27日にパルテノン多摩で開催される舞台の脚本から構成、演出、監督までを手掛ける。1部では多摩に伝わる話を演劇で、2部では実際に昔起きた出来事を語りで構成する。「1部は昔の生活を垣間見ることができ、2部は今までにない男性の語り手で迫力あるものが出せるかな」と見所を語る。

 ○…2007年に開催された第1回から参加。当初は、実行委員の友人から誘われ手伝いとして参加していたが、本番当日に突然1作品だけ演出を任されたことが現在に至るきっかけに。音楽関係の仕事をしながら朗読を学んでいたものの、舞台用語も全く知らなかった。そこから勉強を始め、今では音の編集までパソコンでできるようになった。その原動力は「地元の民話などを風化させてはいけない。次世代に繋げたい」という思いだった。

 ○…今の子どもたちはニュータウン完成後の世代。街は開発前の面影も少なくなり、当時を知る人は高齢化し鬼籍に入る人もいる。「当時があって今がある。多摩の歴史・文化を知る人がいなくなる。だから残していかないと」。実行委員長の猪股良子さんと共に、少しでも若い世代に興味を持ってもらえるようにと民話を舞台化し、ダンスや太鼓なども取り入れるなど工夫を凝らす。「今後は小中学校のイベントでもやってみたい」と笑顔をみせる。

 ○…調布で生まれ育ち、結婚を機に多摩に移り住んできた。仕事をしながらジャズダンスで体を鍛え、太鼓や語りの勉強も続ける。夫や離れて暮らす二人の息子も舞台を応援してくれている。「できることがあることが幸せ。現状が良い」とにこやかに笑う。夢は「悲しい思いをする猫や犬を保護して、人も動物も幸せを感じられること。そのお手伝いがしたいですね」。多摩の歴史を次世代に紡ぐ活動はこれからも続く。

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