多摩市議会は4月22日、24日、26日の3日間、からきだ菖蒲館、関戸公民館、永山公民館でそれぞれ市民との意見交換会を実施し、様々なテーマで議論を交わした。
市議会では、2010年に議会基本条例を制定して以降、年に2回、「議会報告会」として市議会議員が市民に直接議会の報告を行ってきた。今年3月の定例会で同条例を改正し、「意見交換会」に名称を変更。広く市民から意見を募り、それを議会で検討して政策に反映していくことがねらいだ。
名称を変更して初めての開催となった今回の意見交換会には3日間で市民約35人が参加。22日、24日は、「子育てと教育」「受動喫煙防止、その他」「緑と公園」「防災、公共施設の見直し」の4つのテーマで、各議員が各テーブルに分かれて市民と意見交換を行った。その中で市民からは「パルテノン多摩の問題をはじめ、もっと情報の発信を」「8億ある市の煙草税で分煙スペースを確保しては」「集合住宅の緑に関して合意形成のガイダンスを作ってほしい」「待機児童の解消を」といった意見が挙がった。
また26日は、若者、子育て世代を対象にして行われ、高校生から30代までが参加して「どの街なら住み続けたいか」をテーマに、多摩のイチ押し、イマイチな部分について話し合った。市民からは「自然・緑が多い」「ジブリの作品に描かれるのが誇り」「緑の管理がイマイチ」「若者が楽しめる娯楽施設が少ないので、ボルダリングやスケートボードができる場所を」といった意見が挙がった。
今回の3日間の意見交換会を振り返り、萩原重治議長は「今回皆さんから様々な意見を聞くことができた。それらの意見を積極的に政策に活かしていきたい」と話していた。
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