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公開日:2026.05.07
パル多摩学芸員仙仁さん 植物コラムが一冊に 地域広報紙に連載
愛宕コミュニティセンター(愛宕かえで館)の広報紙「かえでニュース」に掲載されている、パルテノン多摩学芸員の仙仁径さんのコラムがこのほど一冊にまとめられ出版された。植物学が専門の仙仁さんが多摩地域や愛宕の植物に関する内容を連載しているもので、同館25周年の記念誌として発刊された。仙仁さんは「多くの方に読んでほしい」と呼びかける。
仙仁さんは、2006年にパルテノン多摩の植物観察会の担当者として入職した。観察会や植物講座を担当し、展示の企画なども行っている。21年5月に同館主催の自然観察会をしたことを機にかえでニュースでの連載「多摩・愛宕の自然・植物探索」を開始した。
今回出版した『愛宕かえで館開館25周年記念 仙仁径さんと行く 多摩の自然・植物探索』は約4年間、48回分の連載を一冊にまとめたもの。表紙には愛宕在住の木版画家、矢作信雄さんがデザインしたイラストが採用された。仙仁さんが多摩地域の自然に囲まれ笑顔を見せている和やかな表紙になっている。
植物に詳しくない人でも関心を持ってもらい、面白く読んでもらえるように工夫しているという仙仁さんは「書籍になってうれしかった。広報紙だと限られた地域の方にしか届かないかもしれないが、本にすることで多くの方に見てもらえると思う」と話す。仙仁さんが撮影した植物の写真と植物の解説などが中心となっており、用語解説、植物索引などのコーナーもある。A5サイズで持ち運びしながら自然観察ができるのも特長だ。
仙仁さんはNHK朝の連続テレビ小説「らんまん」にて、植物考証チームの一員として植物学指導も担当したことから、ドラマ主人公のモデルになった牧野富太郎にまつわる植物の話などを8回にわたり掲載し、ドラマ制作の裏話を載せたことが印象に残っているという。仙仁さんは「紹介していない植物も多く、ネタは尽きない」と連載継続に意欲を見せる。
本の出版について仙仁さんは「幅広い世代の方に読んでもらい、多摩地域の植物に関心を持つきっかけになれば」と話していた。書籍は300円で、パルテノン多摩、愛宕かえで館、丸善書店多摩センター店で購入できる。
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