多摩版 掲載号:2018年3月22日号 エリアトップへ

「自立ステーションつばさ」の代表を務める 藤吉 さおりさん 馬引沢在住 44歳

掲載号:2018年3月22日号

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障害者の自立サポートを

 ○…「知っていますか?差別解消法〜しょうがいしゃも健常者もわけない社会へ」と題して、昨年11月から永山公民館市民企画講座を開催してきた。同講座は、2016年に施行された「障害者差別解消法」がほとんど知られていない実情から、この法律や障害者の立場を広く知ってもらいたいと企画。3月24日、31日にも開く。「高齢者や障害者といった社会的弱者の多くは施設にいる。一緒に生活していくことが大切。そのことを多くの人に知ってもらえたら」と笑顔で語る。

 〇…生まれながらにして脳性まひを患い、以来全介助の車いす生活。中学生から19歳まで施設で生活を送っていた。20歳になり、友人が国立市の自立支援団体にいることを知り遊びに行った。そこで多摩に姉妹団体ができたことを知り、入ったのが「つばさ」だった。20年以上が経ち、昨年5月に代表に就任。「後輩たちにも目配りできるようになった。代表の肩書を背負うことで周囲に意見を言えるように自分が強くなっていけたら」と意欲をみせる。

 ○…重度の障害があると特別支援学校を卒業後、親元に戻るか施設に入ることがほとんど。そうした現状の中で、地域でその人らしく自立を実現できるよう支援する活動を行う。これまで15人が自立して巣立っていった。今も6人が支援プログラムを受け、放課後活動に6人が通う。「障害者の社会的認知度は低い。健常者と交わる機会も少なく、社会に出た時に苦労する。自立したいと思う人の声を逃さないように活動していきたい」と抱負を語る。

 ○…多摩市の権利擁護専門部会の部会長を務めるなど多忙な日々を送る。時間ができたら、大好きなバスケットボールの試合観戦や、15年程前に車いすの寄付で訪れたベトナムを再訪したいという。「自立した生活を送りたいと思う人が数多く出てきてほしい。その手助けを少しでもできたら」。優しい笑顔で今後の目標を語ってくれた。

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