多摩版 掲載号:2018年10月4日号
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9月22日に行われた「RUN伴多摩」の実行委員長を務めた 曽谷 真由美さん 市内在勤 45歳

地域でのつながりを求めて

 ○…認知症になっても安心して暮らせる街を目指して、タスキをつないで市内を走る「RUN伴多摩」。実行委員長として企画・運営を統括。今年は昨年よりも多い約300人が参加、市の後援を得るなどその輪は広がってきた。「楽しむだけでなく、趣旨に賛同してくださった方が増えて嬉しい」と笑顔で振り返る。

 ○…2年前に「RUN伴多摩」を立ち上げた発起人。町田市で実施していたのを見て「認知症当事者がキラキラして楽しそう」と多摩市での開催に奔走。勤務先である河北医療財団の仲間の賛同を得て第1回を開催した。第2回には賛同者、当事者の数も増え、応援、参加してくれる施設に途中で立ち寄れるコースを作り、みんなが笑顔でゴールした。「誰でもそこにいるだけで参加できる。それが口コミで広がって今年につながった。RUN伴多摩の良いところですね」とその魅力を語る。

 ○…転機となったのは、美術の専門学校卒業後に起きた阪神淡路大震災だった。ボランティアで被災地を訪れるも自分の無力さを痛感した。そこで出会った看護師の影響を受け、看護学校に通い資格を取得。その後、認知症の勉強をはじめ、今では認知症認定看護師として支援活動などを行う。「いざという時に地域でつながることの大切さを震災で学んだ。それが原点であり、モチベーションになっています」

 ○…休みの日にはセミナーや講演会などに出掛け勉強に励む。「好きな仕事を楽しくやらせてもらっているので、法人にも家族にも感謝です」と微笑む。今取り組みたいことに認知症に関連したまちづくりを挙げる。「情報が届かない人にどう届けるか。それも地域のつながりが大切。もっと多くの人とつながりをつくっていきたいです」と今後の目標を語ってくれた。

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