全日本大学軟式野球国際親善試合の日本代表に選ばれた 石澤 健一さん 聖ヶ丘在住 20歳
「人との関わりを大事に」
○…日本大学3年生で軟式野球部に所属し、昨年12月にグアムで行われた全日本大学軟式野球国際親善試合に日本代表として参加。現地の大学、社会人チームと対戦し、三塁手・5番打者として活躍した。日本人学校で開かれた野球教室にも参加し、子どもたちの指導にもあたった。「日本のレベルの高さを実感した。子どもたちも真剣に参加してくれて貴重な体験ができました」と充実した面持ちでその経験を語る。
○…今回の代表チームは、全日本大学軟式野球連盟に所属する253チームの中から1次選考を通過した110人でセレクションを実施。23人のメンバーに選ばれた。初の日本代表選出に「今まで硬式をやってきて、軟式のレベルの高さに驚いた。ここでできて幸せでした」と笑顔で振り返る。
○…聖ヶ丘出身。高校時代に甲子園に出た叔父の影響もあり、6歳から野球を始めた。日野リトル、麻生ジャイアンツボーイズを経て、叔父の母校・桜美林高校に進学。3年生では主将も務めた。二塁手でチームの主軸としてチームを牽引するも、目標だった甲子園出場は叶わなかったが、「礼儀、仲間を思う気持ちを学んだ。野球をやれる環境を与えてくれた両親や監督、先生に感謝したいです」と笑顔で語る。
○…大学入学後、一度は野球を辞めたものの、その楽しさを忘れられず、高校の先輩がいた軟式野球部に入部。学生主体のチーム運営の中で主将を務めた。「みんなにはまじめとよく言われます」と苦笑い。誰に対しても誠実で信頼される人を目指し、人との関わりを大事にしていきたいという。「社会人になっても何かしら野球と関わっていきたい。野球を通じて友人を増やせられたらいいですね」。野球で学んだことを胸に、これから新しい道を歩み始める。
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