多摩市バスケットボール連盟の理事長を務める 岸 孝司さん 貝取在住 46歳
バスケ熱の盛り上げを
○…9月13日に「ジュニアバスケットボール講習会」を総合体育館で実施した。ジュニア世代を対象にした講習会を主管して行うのは今回が初。元日本代表に指導してもらう機会を作ることで、技術はもとよりバスケに興味を持ってもらえるようにと企画した。当初は一般公募の参加を予定していたが、コロナの影響で団体のみの開催となった。「オープンでできなかったのは残念。でも子どもたちが喜んでくれたのでやって良かったですね」と笑顔を見せる。
○…5年前に理事長に就任。かつて聖ヶ丘中学校が全国優勝するなど、多摩市はバスケのレベルが高い地域だった。プロリーグができ、NBAで日本人選手が活躍するなど、バスケが注目されている今。市内のバスケ熱を盛り上げ、裾野を広げるための取り組みのひとつが今回企画した講習会だった。「市内の競技人口を増やしていきたい。そうすれば昔のようにレベルが上がってくると思う」と熱く語る。
○…幼い頃から多摩市で育ち、小学生の時にクラブに入って以来バスケ一筋。社会人になってからも地元の先輩たちが作ったチームに入り、今なお現役だ。「年々うまくなっている。ピークは常に今。楽しんでいますよ」と無邪気に笑う。妻も一緒にバスケをし、二人の子どももミニバスチームに入っている。子どもたちが大人になった時に対戦するのが夢だ。
○…今後もジュニア世代を対象にした講習会や、昨年末に初めて開いた「会長杯」の継続に加え、シニアリーグの創設も視野に入れる。「バスケを好きになってもらい、辞めないで済む環境づくりをしていきたい。裾野を広げる活動を継続していきたいですね」。根っからのバスケ好きの理事長が多摩市のバスケを盛り上げる。
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