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中央林間病院リポート【3】 見つかる大腸がん 近年急速に増加、男女とも罹患率第2位
大和市で地域に寄り添った医療を提供している中央林間病院(中央林間4の14の18、社会医療法人三栄会)では、日本人の死因の大部分を占める「がん」の早期発見と治療に尽力しており、市民にがん検診の重要さを訴えている。今回は健診部の千勝泰生医師に大腸がんについて話を聞いた。
身近ながん
ある俳優が末期の大腸がんと告白してから、わずか1カ月での訃報に衝撃を受けた人も多いはず。大腸がんは今や日本人男性の11人に1人がかかるという身近ながんで、男女ともなりやすいがんの2位である。発見後5年間の死亡率は初期だと5%、末期だと58%に上がる。初期では自覚症状がほとんどないため、早期発見が重要となる。
欧米化により急増
大腸がんは、大腸の内側の表面にある粘膜に発生する。食や生活の欧米化などにより戦後急増した。遺伝的なものもあり、また年齢が高いほど罹患しやすい。
肺がんや胃がんなどほかのがんに比べて手軽で有効に発見できるのが特徴。『便の検査』で微量の出血から発見することができる。「痛くなく手軽にでき、がんだけでなくほかの疾患も発見できる有用な検査です」と千勝医師。
ぜひ便潜血検査を
初期治療は内視鏡を使用しがんを切除する。進行すると外科手術が必要になる。千勝医師は「早期発見には年1回の便潜血検査を受ける事が大切。必ず2回分の検査を」と呼びかける。
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