大和市、綾瀬市、海老名市、寒川町で生産される「湘南梨」の品評会が8月18日、海老名市役所で開催され、市内上和田の梨農家・神谷貴博さんの幸水が2位にあたる一等(海老名市長賞)に選ばれた。
品評会は、湘南梨組合連合会の主催。生産技術の向上やPRを目的に毎年開催されており、今回が61回目。昨年は新型コロナウイルスの影響で中止となっており、2年ぶりの開催。今年は3市1町の梨農家から出品され、大きさや形、色具合、糖度などの品質を基準に評価された。
神谷さんは2019年の第60回で1位に相当する優等(神奈川県知事賞)に輝いている。
神谷さんによると昨年は収穫量も少なく大きさも小さかったが、「今年は天候にも恵まれ、甘くて美味しい」梨ができたという。温暖化の影響もあり、農作物の出来が早い傾向は梨も同じで、9月中旬には今年の収穫も終わりを迎える。神谷さんの梨は、桜ヶ丘駅西口の直売所やグリーンファーム(横浜市瀬谷区)などで購入可能。
その他市内の入賞者は以下の通り(敬称略)。
二等1席(海老名市議会議長賞)/山下真一、二等2席(海老名市農業委員会会長賞)/関水千代子、二等3席(県央地域県政総合センター所長賞)/関水富子、三等2席(さがみ農業協同組合代表理事組合長賞)/山下慶徳、三等/神谷良子、吉川福代
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