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大和 社会

公開日:2021.12.10

ゼリーの素は畑の中
こんにゃく芋収穫

  • 夏場に葉を茂らせたこんにゃく(上)が枯れ倒れた収穫時期(右上)目印がなくなり収穫は難航…

  • 種芋から15〜16倍もの大きさに

  • 神奈川県産こんにゃくゼリー

 「畑でこんにゃく芋の収穫がある」というので取材に。

 栽培・収穫したのは、神奈川県産こんにゃくゼリーを製造・販売している神奈川ツルマフーズ株式会社(下鶴間)の生松芳惠さんら。生松さんらは6年前から自ら畑を借り、こんにゃく芋を育てている。

 こんにゃく芋は生子(きご)と呼ばれる種芋を3年程かけて大きくする。今年は4〜5月に種芋を定植。夏場に青々と葉を茂らせた茎が秋に自然に枯れ倒れると収穫時期となる。

 生松さんらは10月の半ばから、枯れて何もなくなった畑の畝(うね)に探り探りスコップを入れながら約1ヵ月ほどかけて収穫した。当初は200gほどだった種芋は、大きいもので3・2kgまで成長。1日で50kgを収穫したこともあった。

 収穫したこんにゃく芋は専門の業者でスライスして乾燥させ、粉末にし、こんにゃくゼリーの素となる。こんにゃく芋はほとんどが水分で、粉末にすると当初の重量の10分の1ほどになってしまうという。

 こんにゃく芋栽培に興味のある人は【電話】046・277・6172まで。

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