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公開日:2026.09.30

県央地域4市インフルエンザ 昨年比1カ月半早く流行 小学校中心に学級閉鎖も

  • 昨年比1カ月半早く流行 (写真1)

 例年秋から冬場に流行することが多いインフルエンザだが、今年神奈川県内では8月10日に流行の目安となる定点当たりの患者報告数が「1・0」を超え、感染拡大が始まっている。県央地域4市では小学校の学級閉鎖が相次いでいる。

 県は指定した約250の定点医療機関から週1回、患者数の報告を受けている。インフルエンザの定点当たりの患者報告数は、その1週間の定点医療機関あたりのインフルエンザの報告数を表す。定点当たりの報告数が1・0を超えると流行開始、10・0を超えると流行注意報、30・0を超えると流行警報が発表される。

 県内では第33週(8月10日から16日まで)のインフルエンザの定点当たりの患者報告数が「1・37」になり、昨年と比較すると1カ月半程度早い。また、横浜市などで9月中旬に流行注意報が発令されている。

「手洗いなどで予防を」

 県央エリア(海老名・座間・綾瀬・大和市)の感染状況を見ると、同エリアを管轄する保健所に報告された定点当たりの患者数は32週(8月3日から9日まで)に「1・0」を上回った。その後数値は上昇しており、海老名市や座間市を管轄する厚木保健所では36週(8月31日から9月6日まで)に「9・69」に達している。

 県央地区4市では、9月に入り小学校を中心に学級閉鎖が相次いでいる。海老名市では杉久保小学校で9月18日に学級閉鎖を実施。座間市では9月10日から20日にかけて小学校で7学級、中学校3学級。綾瀬市では、9月9日から21日にかけて8学級で学級閉鎖、1学年で学年閉鎖。大和市では7学級で学級閉鎖が実施された(9月9日から18日まで)。

 県は、「自身が感染を防ぐとともに、周囲へ感染させないよう咳エチケットや手洗いなどの感染症対策を心がけましょう」とし、適度な湿度(50から60%)を保つ、十分な休養とバランスのとれた栄養摂取、人混みへの外出の際はマスクの着用や手指衛生を心がけるなどの予防法を呼びかけている。

予防接種を前倒し

 インフルエンザの予防接種は10月1日からが通常だが、例年より早い流行を受け、自治体ごとに前倒しする動きがある。海老名市では65歳以上の高齢者を対象に9月25日に開始した。座間市でも同じく65歳以上を対象に18日から接種を開始。なお、綾瀬市と大和市は従来通り10月1日(木)から開始する予定だ。

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